縁のないと思っていた住宅展示場のモデルルーム。
スウェーデンハウスの家を見てきた。
子供が、もらえるグッズが欲しい!と聞かない、ので入った。とは言えない。
ところが。なかなかこだわり抜かれていていい。
木製サッシだったり、長期で住み経年変化とともに良い雰囲気になっていくという思想だったり。
住宅。
理系かつ、耐震とか、断熱とか、耐熱とか、空調とか、仕事で使っている人間にとってこれほど興味がそそられる分野もない。展示パネルも見てば気になってしまう。
ところがいざ話を聞いてみると、いわゆる数字的なところよりも、もっと基本的な考え方とか、この会社の成り立ちとかに興味を引かれた。
スウェーデンハウス。その名と通りスウェーデンと関わりがある。北欧の工場から出荷される木材の質は高い模様。
日本に合うような住宅にするために様々な苦労があったに違いない。材料手配のアレコレや、住み継げるような年数にしている点など、基本的な考え方がしっかりしているなと感じた。
オリコン顧客満足度ハウスメーカー注文住宅ランキングで1 位を取ってるとか、色々と謳い文句はあれど。ああいうのはあまり参考にならないと思いつつも、話を聞く限り確かにいいモノをつくっているのかなと感じる。
こういう場所は自分の実感やフィーリングを大事にしたいし、それをみる場所。
一番の印象は、木の質感。良かった。
我が子も居心地が良さそうだった。
住むほどに味わいが出てきて、愛着が出てくる、家らしい。アフターサービスもしっかりしているのが売り。
お値段はわからないが、こういうサービスが安いのは逆に心配なので、いいモノを作ってくれるのなら、それなりに取ってもおかしくないとは思う。もちろんお願いするときはベストプライスで、とお願いすると思うけど。
残念ながら僕はずっと日本にいる気がないので家を買うつもりはないのだが。。。将来どう考えるかはわからない。日本に拠点が欲しいと思うかもしれない。
そうなったとき、スウェーデンハウスを思い出すだろう。忘れないため、という目的も込めてこのブログ記事を書いている。
そう考えると、今家に興味がない人に営業するのも決して意味がなくはない気がする。
頭の片隅に残るだけでも将来のお客さんになるかもしれない。
そんなことを学んだ1日。
子どもはもらったグッズで楽しそうにしていたので、満足。広い家を歩いて回るのも楽しかったようだ。ただ、あんな広い家は住めないぞ。。