先日、Summilux M 50mm f1.4 ASPH.を買おうと決めた話を書いた(Leica Summilux-M f1.4/50mm ASPH.を買う理由を考えた話。)。
今回はその続き。
現行品なら新品を買おう、と思いLeica Storeを訪れた。そしてせっかく買うなら銀座にしよう。と。
@ライカ銀座店
Leica M10-RにSummicron-M f2.0/50mmをつけて銀座店へ。
店内に展示されていたいくつかのカメラのうち、M11にSummilux f1.4/50mm ASPH.がついていた。
せっかくなのでM11もさわらせてもらった。が、M10-R Black Paintから変えたいと思うような気持ちはでてこなかった(ふぅ。。)。
お店にはM11を見にいらっしゃったお客さんもちらほら。心の中で、今はM11が注目ですよね、、と思いつつ譲り、自分は心の声を聞く。
実物を見て触れてみてみてどうか。
レンズは思っていたよりコンパクトで、かっこよかった。
少しフードが軽い感じがしたが、慣れの問題に思われた。
買いたい気持ちがなくなることはなかった。
欲しいレンズをスタッフの方に伝えたところ、在庫が2本あり現物を見て選べるとのこと。こだわりはなかったが、実物とシリアルNo.をみて、直感で欲しい方を伝えた。
レンズフィルターってどうですかね。と伺ったところ即答で「つけるべき。」との回答。。万一傷ついて修理となったら高額です、と言われた。つけた方がいいと。
また、そのとき僕が持っていたカメラを見て。
「そのSummicronはフィルターついてますか?」と。
「いいえ。。。」
「それもつけた方がいいです!」と言われた。
Q2にはフィルターつけたけど、中古で買ったSummicronはフィルター無しで使っていた。フード大きめでレンズが非常に小さいので傷付ける可能性も少ないかなと思っていたのもある。。
フィルタ有無でそれほどに大きな差を感じるか分からないが、まぁ付けておこう、ということでその場でSummiluxの方にフィルターを付けてもらった。
撮影しながら帰りたかったので、レンズもその場で取り付けてもらってお店を出る。
最初の一枚は….
帰り道に適当に何枚か撮ってみたが、立体感を感じる仕上がり。
これが多くの人々を魅了するSummiluxってやつか。。
@家
いつもモノを購入するときは家で開封を行う。
しかし、今回は違う。開封済み。
よって写真は少なめ。
箱
シールが斜めっているのはご愛嬌か。。
箱は比較的コンパクトな作り。
中身を取り出すとこんな感じ。
カメラ+レンズ
ウェブの世界にある写真の多くがフードが収まってる状態と思う。
僕はフードを出したまま撮影するつもりなので、あえてそっちの写真を載せている。
これもバランスが取れててカッコいい。モノとしての風格がある。
フードは引き出し切った後に回すとロックできる。
フードについて
フードを出した状態を上から。
続いてフードをしまった状態
フードを収納した状態だと、フィルターの端っこが見える。これはあんまり美しくないかなー。フィルターつけるならフードは出した方がいいかも。
Summilux-M 50mm、撮影してみての印象
何枚か撮ってみた写真を。
立体感。
絞りリングはカチカチっと鳴りながら回る。いい塩梅に抵抗感がある。Summicron 50mm 3rdは絞りリングが軽くて気がついたらF値が変わってたりするが、こっちのSummiluxの方はそうはならなそう。素早くF値を変えたいのならSummicronの方が適してそうだけど、僕は絞り開放で撮ることが多いので。。
ピントリングを回す抵抗感も程よくて、大変ピントが合わせやすい。手持ちのSummicron M 50mm 3rdの抵抗感の小ささと明らかな違いを感じる。ゆっくりピントを合わせに行くならSummiluxの方がやりやすいと思った。あまりレンズを持ってないので比較対象は少ないけれど。
現行レンズはツノがある。Summicron-M f2/50mm 3rdもあるのだけど、僕はこれを結構活用している。自分と被写体の距離感とピントリングのツノの位置を把握して最初のピント合わせを行う。撮影していて非常にフィーリングの合うレンズだった。
ということで。
ファーストインプレッションは「買ってよかった」。
想像以上の質感、写真のクオリティ。
これがレンズ沼というヤツだろう。モノはできるだけ少なく持ち、Less is More….なんてコンセプトが僕の頭から吹き飛んでいる。
しばらくSummiluxで撮り続ける日々となると思う。日々を、人生を、家族との時間を記録したい。