エンジニアが学んだことをお伝えします

大きな本屋を歩き自分を広げる感覚

2021-07-24Book

今日は、大きな本屋の中をぐるぐる歩く時間について。

ウェブの世界は、あまりにも広い。何かを探すには広すぎる。

欲しい情報にアクセスするためにはGoogleなり、SNSなりで検索するわけなのだが、このとき自分から出てくる言葉での検索になる。

全然思いもしなかった何かを検索することは難しい。また、Googleの検索結果も最近はなんだか違うなと思うケースも多くて参考にならなかったりする。

良質な情報に出会うにはどうしたらいいか、を考えさせられる時代になった。

今日本屋を少し歩いて思ったのは、物理的にそこに存在する本屋は大変ありがたいということ。改めて感じた次第。

新しい本、多様な本が一定の空間に並び、それをザーッと眺めることができる。

目に止まった本をパラパラとめくり、買うかどうか考える。このパラパラめくる経験も本屋でしかできない。

例えば、数学のコーナーに行けば∞についての本があったり、歴史のコーナーに行けば色々な切り口での本に出会う、ビジネスコーナーに行けば仕事術だったり企業についての本が並び、デジタル関連のコーナーに行けばOfficeソフトの解説書があったりする。

最近話題のコーナーに行けば、今読まれている本がわかる。

興味のままに歩いて回る。

そうしてうろうろしている間に、面白そうな本に出会ったりするものだ。中身をさらっとめくり面白そうなら購入を決める。このとき、自分の感覚を大事にする。

ウェブ上で探すと、読者評価の情報があったりする。Amazonの評価はどこかの誰かのコメントであって、自分にとって合う合わないの指標ではない。だから誰かの評価を見て決めるというのは、あまりやりたくない。星の数とかどうしても目に入ってしまうのだけど。

こうやって歩いて本を探すだけで、いろんな情報に触れることができて、少し自分の感度というか感覚が広がる気がする。いろんな人が考え文章にしたもの、または写真にしたものを読む・見るということ。良質なインプットなのかもしれない。今はコロナ影響で旅行で違う国にも行けないから、なおさら貴重な時間かなという気もする。

本に対する偶然の出会いは、まだウェブよりも本屋の方に分があるかな、と。

昨日は1冊、読みたい本を見つけた。早速購入し、この連休中に読んでみようと思う。コーヒーでも飲みながら。

ある程度の距離に大きな本屋がある、という環境に住むのは大事かなと感じる。

あと書いてて思ったけど、図書館もいいと思う。僕が住んでるエリアに大きな図書館がないのが残念。メルボルンレベルの図書館があったら人生充実するのかなぁなんて。

州 図書館 メルボルン

本屋を歩き、本を読む。最高に贅沢な時間を楽しみたい。

一つ問題は、Kindleで本を買ってしまうと本屋にお金が落ちないこと。子供への紙の本は買ってるものの僕自身は電子書籍の方がありがたいので、ここはどうにかならないか、いつも考えている。

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Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。
好きなものはApple製品、コーヒー、革製品、デニム。旅とカメラも。Less is More.な生活に憧れる。
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