エンジニアが学んだことをお伝えします

Leica

アポ・ズミクロン M f2/35mm ASPH.とLeica M10-Pが魅力的すぎる。

2021-03-14Camera

どういう理由かわからないが、ずっと心を奪われているものがある。

仕事が忙しいことによる反動か、それともやはり究極のモノに対する憧れか。

APO-SUMMICRON-M F2/35mm ASPH.

そしてLeica M10-P

それぞれに惹かれている理由を列挙してみよう。心を落ち着かせるためだ。

すぐに買えるような代物ではない。まずは落ち着くべきだ。

自分への言葉だ。

レイセイニナレ。

アポ・ズミクロン M F2/35mm ASPH.

Leica公式 アポ・ズミクロン m-35mm
ライカ公式サイト

アポ・ズミクロンM F2-50mm ASPH.が究極のレンズと呼ばれていることは知っていた。非常に高い評価がされていて、お値段も非常に高い。桁が違う。二つくらい違う。

その名前の35mmのモデルが出る。

ズミクロン(Summicron)とは、ライカの製品のうち、F2レンズのことを示す。F1.4ならズミルックスだったり呼び名が違う。

アポ(APO)は色収差を補正したレンズのことで、ASPH.(アスフェリカル)とは非球面レンズのことで小型軽量化などが可能となるとのこと。

アポ・ズミクロンは独特のクセがあるようなレンズではなく、高い描写力を誇るものらしい。

見た景色、その場所、その瞬間を切り取るレンズ。

しかも、今回発売される新しい35mmのレンズは最短撮影距離が30cm程度と従来の70cmよりも短いとのこと(操作性は異なるようだ)。僕は過去最短撮影距離50cmくらいのレンズを使っていたけれど、それでも「よれないなぁ」と思うこと多数で、70cmってかなり寄れないイメージ。今は17cmのライカQ2を使っている。

最短撮影距離はライカMシステムの弱点の一つと思っていたのだが、それが新しい35mmのレンズでは解決されている。また、この画角は見たままを切り取るイメージに近く、そういうカメラで人生の瞬間瞬間を切り取りたいという想いもあり、ドンピシャな訳である。

おっと、危ない。桁が違うんだぞ。カエナイゾ。

M10-P

ライカ M10-P
Leica 公式サイト

そしてLeica M10-Pというモデル。

ミニマルなデザイン。ブランドマークもなくし、正面からでは知らない人はどこのカメラかわからない。シャッター音も抑えられているらしい。

カッコ良すぎる。

オートフォーカスはない。手振れ補正もない。動画も撮れない。

本当に「写真を撮影すること」、にフォーカスしたカメラ。こんな道具があることを知ってしまったら….

あー、やめてくれーって感じだ。

M10-Pとアポ・ズミクロンM f2/35mmの組み合わせ

これってどうなのだろう。まだレンズは発売されてないから特に情報もない。

ただ、想像するにデザインはシンプル・ミニマルで最高。

写りもきっと最高。

お値段は間違いなく超高。

レンズの能力を活かし切れるのか、というのはよくわからない。もっとすごいカメラが出てきたらまた心惹かれてしまうのかもしれないけど、カメラそのもののデザインがシンプルで最高だからなぁ。。

何よりもこんなにほしいと思わせてくる何かがこのカメラ・レンズにはある。

徹底的にこだわった製品を作るメーカーが自信をもって送り出す最高の道具。

ライカQ2を持っているのに。いや持っているからこそ、これらがより魅力的に思えるのかもしれない。

「これは間違いなく最高のカメラだ」と。

僕のような人間が触っていいのかどうかわからないけど。。

ライカQ2 正面から
Leica Q2

考えていること

写真はその瞬間を切り取るもの。

時間軸がある動画とは異なり情報が少ない。ただ、だからこそ当時のことが思い出されたり、撮った人の意図みたいなものが現れたりと違うメリットがあると思う。

僕は動画よりも文章・写真派。動画を見ていられないタイプ。文字、写真を自分のペースで追いかけたいから。

発信する方としても、今もYouTubeとかはやってなくてブログやTwitterを続けている。

テレビが普及しても本や雑誌、文字媒体がなくならないように、動画がもっと普及しても文字と写真は残ると思う。

究極のカメラが価値を失うことはないだろう。

ライカQ2を買ったとき、1台でなんでもできる最高のカメラを買ったと思った。今でも最高だと思っている。でも、めちゃくちゃ尖った、超最高のカメラがあったとして。それに惹かれるのは間違ってはないとも思っている。

僕はカメラ2台を持ち歩くシーンが想像できないので、どっちか1台でしょ?って気持ちもある。子供が小さいうちはオートフォーカス機能のあるライカQ2だよなーという思いもありつつ。そうか、用途によって「最高の定義」も変わってくるよな。。

むむぅ….悩ましい。

レイセイニナレ。そもそもカエナイッテ。

Leica M10-P。そしてAPO-SUMMICRON M F2/35mm。

「写真を撮ること」に徹底的にこだわったカメラ。そして徹底的に無駄を省いたデザイン。そして究極と思われるレンズ(今後の評価に注目)。

これ以上のカメラがどこにあるというのだろう。

とりあえず、まずはレンズの情報を楽しみに待ちつつ、うんうんうなる日々を過ごしたい。そしてまとまった道楽用のお金を貯める理由ができた、とポジティブに捉えたい。仕事を頑張ろうと思える理由が増えたと思えば。

こういうのがあった方が人生楽しめるし。

最近ロクにブログも更新せず何をやっていたかというと、ひたすらLeicaのカメラとレンズを調べていた。こういうときもあるよね….ということで。今回は自分を落ち着かせるため、1つ記事を書きました。。ライカの沼ははてしなく深そうなので皆様ご注意を。。

<2021.4.22追記>

どうしても実機を見たくて、ライカのお店に20分ほどだけ立ち寄ってみた。残念ながらApo summicron M35mmは当面実物を見れる機会はなさそうとのこと。

M10-Pの方は持ってみることができたけど、カメラ単体としてそこまで欲しい気持ちは高まらず。重く感じたのと、最短撮影距離70cmも実感できたけどやっぱり長い。おそらく僕はアポズミクロンのレンズに惹かれてるんだと思う。

そういうことがよくわかったので、いったん心を落ち着かせ、レンズの動向を見ていきたい。ライカQ2が素晴らしいカメラであることも改めて認識できたのはよかった。

<2022.8.5追記>

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エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。
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