エンジニアが学んだことをお伝えします

どう行動するか

自粛と経済活動の狭間。考えさせられるウイルスの世界的なOutbreak。3/10時点で考えていることを文章に。

2020-03-10View

世界的に揺れている新型コロナウイルス。英語ではCOVID-19という単語が使われている。

感染が世界的に広まり、毎日ニュースでは、あの国でこうなっている、このウイルスについてこういうことがわかった、ということが報道されている。

毎日情勢が変わるので目が離せない。

今時点でどう考えているかをまとめておくことで、あとで「ああ、あのときこう考えたな」と振り返れるのでひとつ思うことを書いておく。

両極端な意見

世間にはいつだって両極端な考え方があって。どう行動すべきかが問われる。今回は…

一つは、徹底的に自粛すべきという考え方。
もう一つは、気にしすぎだ、という考え方。

感染者数や死者数は、インフルエンザ、交通事故などの件数よりまだまだ少ない。気にしすぎでは、という意見もある。交通事故件数の方が圧倒的に多いけど車乗るのをやめましょう!にはならないでしょ、理論。

経済活動の縮小により売上が減り倒産に追い込まれる会社が増加する可能性がある、と。そっちも大変なことだ、と。

自分の考え方を整理するためにも、文章にしてみたい。あくまで個人的な見解であって、いろんな考えの人がいると思うので、その一つと思って読んでもらえれば。

新型コロナウイルス(COVID-19)の何が問題か

感染者数や死者数ではインフルエンザほどまでに至っていない。

ところがパンデミックやらOutbreakやらといった言葉が使われている。

なぜか。

問題は、ワクチンがまだないこと。だと僕は理解している。

かかってしまうと自分の力で治すしかないが、その体力がない方がかかってしまうと致命的になりうる。

だから可能な限りうつさないように、かからないようにしましょう、となっていると理解している。

なぜイベントは自粛、外出を控える、になるのか

新型コロナウイルスにかかってしまっても、症状に出ない人もいるらしい。そうなるとウイルスを持っているかどうかすら自分ではわからない。

外出は控えましょう、イベントは控えましょう、というのは誰がどこで移してしまうかわからないから、と思われる。

インフルエンザのように春になれば落ち着くかと思いきや、どうやら暑い国でも感染者が出ているという話もある。

感染拡大したときに何が起きるのか、まだこのウイルスについて判っていないことが多い。だからこそ広がっている。

リスクが見積もれない以上、慎重に行動するしかない。

経済活動とのかねあい

伊藤洋一さんのPodcastを聴いて、経済に関わっている人から見た現状は参考になる、興味深いと感じた。

現在経済活動は冷え込みつつあり、株価も下落している。FRBは政策金利を0.5%引き下げることを決定した。

しかし、それは効果的なのか?

経済活動は人モノカネが動いて回るが、人の動きを制限したら金利引き下げしても効果は限られるのではないか、という話だった。

なるほど。

確かに明かに使うお金減ってるし。使うイベントや場所も自粛しちゃってるからなぁ。

色んな視点で見解を聞くのはやっぱり大切。

さて、どう行動すべきか…、というのが難しい。
今は、気をつけつつ、楽しむものは楽しむ(例えば感染リスクがない行動としては本をKindleで買って読むとか)生活を送るしかない。

そのうち国が移動を制限するかもしれない。

そうなったら多くのイベントやサービスが停止し、収入がなくなり、生活が苦しくなる。移動を制限するなら、これに対する対応が求められる。

非常にかじ取りの難しい問題。批判するのはいいけれど、じゃあどうしたらいいの?ということになるので、みんなで対応しないといけない。

おわりに

2020/3/10朝現在、株価や為替が久々に大幅下落に陥っている。

世界はかつてないほどの混乱に陥りつつある。

ただテレビの情報を鵜呑みにするのではなく、自分で考え、適切に行動することが求められる。

価格が高騰するマスクを転売して儲けようなどもってのほかであり、適切な哲学・倫理観に基づき行動しないといけない。

残念ながら全ての人々がそうでないのは統計的にも、歴史的にもあるのかもしれないが、それでもなお正しい行動をとるべきと考える。

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Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。
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