東洋経済1月18日号で、プログラミングの特集があった。
プログラミングを子供の頃から学校で学ぶようになるとして、子供に習得してほしいのは考え方。論理的に考え、最適な演算を導き、動くプログラムをつくる。学校で学ぶのはその導入。
自分の周りで動いているモノやシステムが、どのような仕組みで成り立っているのか、若いうちから身近に感じておいた方がいい。
なかなか面白い特集だった。
そしてその中から僕が得たのは、「本当に大切なのはスキルじゃなく、何かをつくりたいと思うこと。」ということ。
「つくりたい何か」があれば、そのために頑張れる。それがなければ、プログラミングなんか学んでもただ退屈なだけになりかねない。
ある程度のことはコンピュータがやってくれる時代。これからの僕らに必要とされるのはクリエイティビティ。
子供にはいろんな経験をさせてあげて、興味を持つものを発見してほしいと思っている。
「つくりたい」と思える何かを発見すれば、自然とのめり込むんじゃないかな、と。プログラミングだろうと新しいテクノロジーだろうと。
つくるもの、クリエイティビティが必要なもの、それらは無数にある。
新しい技術
新しい製品
新しいサービスやアプリ
音楽
映画
建築
絵
マンガ、アニメ
写真
動画
ウェブサイト
ダンス
…
ファッションそうだと思う。クリエイティビティを発揮するものだ。
ライフスタイルの提案だってクリエイティブ。
その実現に、電子デバイスの駆使やプログラミングの知識が必要なところが増えた。
何かをつくるためのスキルの基礎。それを学ぶのはいいんじゃないかなと思う。
自分の子供への期待
子供にはクリエイティビティを発揮する何かに興味を持ってほしい。
スキルを教えるんじゃなく、こうしたいと思えるような何かに気付けるチャンスを増やしてあげたい。
そのためにはどうしたらいいか。日々考える。
色んなところに連れて行ってあげたい。
いろんなことにチャレンジさせてあげたい。
…
そして僕が重要だと思っていることがある。
「まずは親が楽しむこと」
親が楽しそうにやっていると、子供はマネしたくなるようだ。
僕は掃除が好きなのだが、子供が「私がやる」と言って道具を貸してくれないことがある。
写真を撮ることも楽しい。それもマネしたくなるみたい。
実はすでに10年以上前のコンデジを使ってパシャパシャ始めている。2歳半でも被写体を正確にとらえ、シャッターを切ることができることに感心。
強制はしないけど、娘が写真を好きになってくれたらうれしい。家族で旅行しながら写真撮影を楽しむ、なんて最高の趣味だ。
親が楽しんで色々取り組んでいたら、子供もいろんなことをやりたくなるかなぁ。そんなことを考えている。
おわりに
僕は自分のサイトをWordPressで下手くそなHTMLとCSSでつくった(当ブログデザインの考え方メモ【2020時点】(2020.5.1))。完全に独学だけど、見た目をそれっぽくすることはできる。
コレも広義のプログラミングらしい。
プログラミングには興味がなくとも、自分の思い描くウェブサイトをつくりたいと思えば勝手に勉強するよなー。きっとアプリも一緒かなー。と思ったり。
大事なのは苦手意識を持たないこと。プログラミングの教育で導入を学べるといい。
その先にある本当に大切なことは「つくりたい何か」を見つけること。
自分の子供がそれを見つけられるように、手助けをしてあげたい。
日本は資源がない国、何かをつくっていかないといけない。子供の教育はみんなが真剣に考えないと。
たまにはビジネス誌を読むのもいいな、そんなことを考えた一日。