「いい動画が撮りたい。」
そう思いたったのは確か2016年にオーストリアのウルルを訪れたとき。
圧倒的な大自然、気候環境の変化、iPhone 6のカメラでの動画撮影には限界があった。
そんな2016年、いい動画が撮れるカメラが欲しかったところに目に入ってきたのがGoPro HERO 5 Black。
4K、防水性能、タッチディスプレイ、シンプルでコンパクトでマットなデザイン…
車に固定して運転中の動画も撮れる、できることの多さに心惹かれた。
メルボルン・タスマニアに旅行に行く計画もあり、思い切って購入。
しかし、そんな思い出のあるGoProを手放すことにした。
今回はお別れすることに決めた理由を書き出します。
GoProを買うかどうか悩んでるけど、本当に必要かなぁ、買わない方がいいかなぁ、と思っている方に参考になれば幸いです。
GoProはアクションカムである。必要なシーンがどれくらいあるか
モノには得意分野がある。
GoProの特徴はアクションカムであるということ。
普通の写真を撮るならスマホが手軽だし、いい静止画を撮りたいなら一眼カメラを使えばいい。
スキーやダイビングなど、アクティビティの動画を撮るならGoProが大活躍するだろう。
防水機能を活かして水中の写真なんかも撮れる。
だがそういったシーンがどれくらいあるだろうか?
僕は子供が生まれてから旅行に行く機会が減った。年に1〜2回程度。
今年もグアムに行った際はGoProで動画を撮影したけど、それくらいだった。
その他の日常のシーンではミラーレス一眼かiPhone Xを使ってしまう。
手放した理由。それは最近使う機会が少なくなってしまったから。
逆に、頻繁にアクションカムとして使う方にはとてもいいカメラとなるだろう。
持ち物が増える
GoProはコンパクトで手の平サイズ。
そうはいっても、スマートフォンと一眼カメラとGoProを持って移動するのはちょっと煩わしい。
何より、カメラの持ち替えがめんどう。
結局iPhoneで十分な画質の動画が撮れるなら日常はそれで十分。
そんなことに気付いた。
iPhone Xのカメラ性能の向上が大きな変化を与えたとも言える。
iPhone 6のときとの違いは圧倒的なカメラの性能アップ。GoProの動画撮影機能に頼る必要性が減った。
モノが少ない方が軽いし管理もしやすい。そんな理由からもGoProを持ち運ぶ機会が減ってしまったのだ。
おわりに
GoProを買うかどうか悩む方もいると思う。
そもそもスマートフォンにカメラ性能が向上した今、アクションカムをわざわざ必要とするか?
ここがポイントになる。
ほとんどの時間は家でお留守番、という状況が想像できるならそのお金は別のところに使った方がいい。
逆にスマホにない機能を活かして使う、という見込みがあるなら迷わず買うべし。
僕は買ったこと自体に後悔はない。
iPhone Xを買うまで、子供が生まれるまではそれなりの頻度で使っていた。
思い出もたくさん撮れた。
だけど今僕の手元に置いておくにはあまりにもったいない。もっと必要としてくれる人のもとに行くべき。
そう思って手放すこととした。
Thanks, GoPro.
では。