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トルコリラ大暴落 2018 TRY JPY

トルコリラ(TRY/JYP)の大暴落から学べき2つのこと in 2018

2018-08-14Money

トルコリラが暴落している。

2018年8月14日に1トルコリラ15円台まで下落した。

約10年ほど前は1トルコリラ=90円とかだったので、恐ろしい。

対ドルに対して日本円が倍以上変動すると聞いても実感がわかない。大体1ドル100円±20円くらいに収まっているので。

これだけ自国の通貨が不安定になるというのは生活への影響も大きい。改めて日本円の安定感はありがたい限りだがこれもいつまで続くか….

今回の下落から学ぶこと

1.卵は一つの籠に盛るな

今回の下落で大きな損失を被ってしまった方もいるようだ。

ここから学ぶべきは何だろうか?

リスクあるものに集中投資しない、ということだと僕は思う。

卵は一つの籠に盛るな、という格言そのもの。

改めてリスクある通貨の危険性を実感するとともに、今後リスクある投資商品にお金を突っ込まないために今日記事を書こうと思った。

実は僕も少しトルコリラを持っていた。

でも幸いなことに損失は大きくない範囲で済んでいる。というか他の資産からの利益の方がプラスで助かっている。

トルコの中央銀行がやばいという話は以前から出ていて、いわゆるリスクがめちゃ高い状況に陥っていた。

人間大きな損を目に前にしないとなかなか動けないもので、損失に至ってない段階で手を引くというには難しい。

しかし金利コントロールもままならず、そんな状況でアメリカ大統領トランプさんにきついアタックを見舞われ、窮地に追い込まれている。

今の通貨下落スピードは完全に暴落と呼べるもの。

リーマンショックを経験したものからいうと、大暴落で損失が膨らんでいる時はまず間違い無く冷静さを失う。

これが致命的で、なぜか「反発するんじゃないか」という根拠ない希望が頭をよぎる。

しかしそれは微々たる可能性でしかなく、藁にすがっても未来が開ける可能性はとても低い。

これを冷静に判断して速やかに損切りするのが定石だけど冷静さを失うとそれができない。

大損失の状態で損切るのは痛みを伴う。でも放っておくともっと痛みは大きくなる。

だから痛みを感じる感じないにかからわず損切りできるよう自らルールを設定して執行する厳格さが重要になる。

また、大暴落しても傷が深くならないようにポートフォリオも組んでおくことが大切となる。一点集中はリスクコントロールができる心の強さがないと危ない。

2.リスクもしっかり勉強する

トルコリラは金利が高く、積立を行なっていた人もいる。その場合、長期で持つことを想定しているのでロスカットすることを考慮に入れていないケースもある。

ここは経済のリテラシーを向上するしかない。勉強あるのみ。

ちなみに「トルコリラはやばい、あまり長期で持つべきではない」ということを以前から解説してくれいたブログもある。

南アフリカランド研究所

リスクを正しく認識することの重要性を今回改めて学んだ。

まとめ

大きな損失をかかえ退場してしまうと相場の世界に戻ることは難しくなってしまう。

生き残ることを大切に、常に勉強しリスク管理をしなければ、と学べたトルコリラの暴落。

そもそも資産形成においては極めてリスク高いため、あまりポートフォリオに組み込むべきではないのだが、それを再認識させてもらえたニュースだった。

レバレッジもかけずに勉強がてら少量を保有していたけど僕も少し火傷を負うことになったので。。。。

ましてFXでレバレッジを掛けて戦うのはとてもハイリスク。何卒ご安全に….

 

関連記事:投資・資産形成にあたっての方針を定めよう。知っておくべき格言と考え方

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Yo
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