エンジニアが学んだことをお伝えします

商品のレビュー記事について思うこと。何を伝え、何を発信すべきなのか

2018-05-03Blog,Goods,View

自分が購入したものを紹介し、Amazonへのリンクを貼る。

それを読んだ人がそのリンクから商品を購入する。

紹介者には紹介料が入り、商品販売側からすればモノが売れる、Amazonには手数料が入る。買った人は、その商品の使い勝手やメリット・デメリットを知った上で商品が購入できる。

Win-Win-Win-Winで4Winくらいの関係になる。

これが理想論だ。

失敗

でも今回僕は一つ失敗をした。

iPhone X用のフルカバーフィルムをAmazonで購入した。

iPhone X fullcover film

画面に貼り付けた際は不具合もなく、iPhone Xのデザインが損なわれることもなく、テンション高めだった。

そしてこれは自分のブログでも紹介しなければ!と思い記事にした。Amazonへのリンクもくっつけて。

 

5ヶ月が経過した。

FaceIDの精度が悪くて使い物にならないレベルまでになった。

原因を探っていたときに、どうやらインカメラの表面をホコリが覆っていることが悪さをしているようだった。(フィルムの構造からそこにホコリが溜まりやすい仕組みになっていた。)

新しいフィルムを買って取り付けたらFaceIDは息を吹き返し、解決。

iPhone X film re-put

僕はすぐにそのフィルムを紹介していた過去の記事を修正し、以前に買ったフィルムはお薦めできない旨を追記した。

失敗から学ぶ

買ったときは良かったけど、使ってみたらそうじゃなかった。というケースはたくさんあると思う。

しかし世の中の商品紹介ページは長期使用レビューばかりではない。買ってからすぐに書かれたレビューもある。中には買わずして比較するサイトや商品を紹介するサイトもある。

買ってすぐのレビューだってまだ買ってない人にとっては参考になる。比較サイトだってとても分かりやすく解説してくれているものもある。それらは悩める僕らに鋭い考察を与えてくれるもので、否定できるものではない。

一方で、買って使ってみて得られる感想や、長期使ったからこそわかるポイントもある。

今回僕はそれを身をもって実感した。

商品レビューは、長期間使用してみて書くことによってさらに価値を増すと思う。僕はこのブログでそれを提供したい。誰かの役に立つと考えて。

そして、僕の記事を読んでiPhone X用の当該フルカバーフィルムを購入してくれた人もいる。大変申し訳ない。

使ってみなければわからない点についてはどうしようもないが、商品を紹介するときは記事の書き方も配慮しないといけないなと学んだ。

いいものはブログで紹介する。それによって世の皆さんに役立てればいい。失敗談だってこれから買う人にとっては参考になる。

でも長期使用によって思いもよらないトラブルに見舞われる場合、初期レビューでその商品を購入した人もその失敗を経験することになる。非常に難しい問題だ。「購入後数日経過した時点ではレビュー記事禁止」なんてルールを課したら、全てを購入し長期使用していない比較サイトは運営が困難になる。Appleの新製品発表後、新型iPhone購入!の楽しい記事も世の中から消えてしまう。

色々考えたけど、僕にできることは、経験したことを正確にまとめお伝えすること

成功も失敗も正直に発信したい。それがオリジナルな体験であり、人々に役立つと思うから。

今日の独り言おわり。

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Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。
好きなものはApple製品、コーヒー、革製品、デニム。旅とカメラも。Less is More.な生活に憧れる。
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