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「迷わない坐禅の作法」。優柔不断な自分に悩む人にオススメしたい本

2018-04-27Book

升野俊明さんの著書にはこれまで大変お世話になってきた。

今回読ませていただいたのは「迷わない坐禅の作法」

坐禅のやり方については後ろの方の数ページで説明されている程度だが、主に迷わない生き方・考え方を述べてくれている

今回心に響いたフレーズを振り返りながら自分の日常に落とし込んでいきたい。

特に響いたところ

右に行くべきか左に行くべきか。人生の岐路に立たされた時、どの道を選んでも「正解」です。大切なのは、どんな判断をするか、ではなく、判断した後にどう生きるかです。自分のなすべきことを、ただひたすらやる。すると、結果として自分の選んだ道が「良い判断」になる。それが真実です。

迷わない人とは、あれこれ考え込まず、行動に移せる人。そして、自分の選択を信じて努力できる人です。

はい、その通りだと思います。

一度考えて決めたらうだうだ過去を振り返ることはしない方がよい。僕は昔の上司からもこれを教わった。その上司は肝が座っていた。

僕が「やっぱりこっちにしたほうがよかった。。今から再・・・」と言った時に「一度考えて決めたんだからこれで大丈夫だ!」と再びエンジンをかけてくれた。

柔軟性を持つことも大事だけど、決めて行動に移す、この重要性。

升野さんの本を読んで、それを思い出した。改めて胸に刺さる。

なお、失敗することだってあるけれど、その時にしっかり考えて選択していれば何が間違っていたかが分析できる。その時に足りなかったものは何か、次はどうすればいいか、そこを反省して活かす。判断して行動に移しているから経験を得ることができる。

だからそれは新しいことを学んだということで正解と考える。

そうやって前向きにトライして行く。前に進む。エンジニアリングもビジネスもきっと同じだろう。


そのひとつひとつを自分の身で体感する。これが自信につながります。そこには、本やインターネットで得た知識では絶対に得られない、達成感や充実感があるはずです。たとえ、失敗したとしても、明日の自分を支える貴重な教訓となるでしょう。それらの経験が全て糧となり、自分を信じる力となって、いい判断が下せるようになるのです。

あたらめて文章にしてもらえるととてもスッと理解できる。

言うのとやるのは違う。やった人だけが得られる経験。そこに価値がある。

文句だけ言う人が得られるものは少ない。実行する側になりたい。


坐禅を続けていると、「どうしようかな」と考えあぐねることなく、即座に答えを出せるようになるのです。

物事に執着しなくなり、「今、ここ」に集中できるからです。

坐禅を続けているとあるときに雑念が消え、頭の中に何も留まっていない「無」の瞬間が得られるとのこと。

僕は瞑想や坐禅を試したことがあるけど、どうしても雑念だらけでうまく出来なかった。改めて挑戦してみたいなと思う。

それにより、「今、ここへの集中力」を高め、人生をより豊かにできればなと考えている。

おわりに

自分は優柔不断だ。

いつも悩んでいる。。

悶々とした日々を過ごしている。。。

そんな人にオススメしたい一冊。坐禅に興味がなくとも、考え方はとても勉強になると思います。


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迷わない 坐禅の作法 [ 枡野俊明 ]@楽天

升野俊明さんの本についての記事

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Yo
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