「人を操る禁断の文章術」を読んだ。
あの有名なメンタリスト、DaiGoさんの本。
この本は広告にのせる文章の書き方や、人を誘うときなどの言葉を始め、相手にどうしてほしいか、という観点からの文章術を解説している。
ブログを書くためにもっと文章術を勉強したいと思い購入。
実際どのように役立つだろうか?
前半は基本的な考え方が中心
考えさせられる文章が各所に散りばめられている。特に心に残ったのは以下の2つ:
文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。
どんな人が読むのか。読んだ人にどう行動して欲しいのか。つまり、ワンメッセージ・ワンアウトカムがきちんと効果を発揮するためには、「誰」が読むのかの確認と分析が欠かせません。
僕は今までブログを書いてきて、人に役に立てればいいなと、思ってきた。
もちろんただの日記的なものもあるけれど、ハウツー系の記事にGoogle検索からいらっしゃる方も毎日一定数いる。だから少しは役に立っているのかな、と。
だけど、言われてみれば具体的に読み手のことをあまり考えてなかった。
まずは自分が困ったことや経験したことを投稿すれば役立つだろうと。。
この本は考え方や見方が違う。
文章は、読まれるだけじゃなく、行動してもらうため。
僕の記事が、何かを考えるキッカケになったり、ハウツー系の記事で手順通り進めてもらって読んだ人の時間を節約したり、読者がいい商品だなと思って同じものを購入してくれたり….
と具体的なアクションにつながるのか考えさせられる。
今は自己満足のブログに近い。しかもそこまで強く主張するつもりはなくて、こう思います、的な記事が多い。
僕と合わない人もいるだろうし環境が全く違う人もいる。そんな人は他のブログを参考にしてもらえればいい。僕がメッセージを届けたい人の心に響けばそれで十分。老若男女すべての人をターゲットにするのは現実的じゃない。
漠然とそう思ってはいたけれど、そもそも僕に中で読んでほしい層のイメージが明確じゃなかった。
それをしっかり考えて、今後の文章に反映してみたい。
だいたい30代の理系エンジニアもしくは会社員かなぁ。でもiPhone系の記事はもっと幅広いし。
うーむ、記事ごとにターゲットを無意識に変えているかも知れない。。
。。。自己分析するとまた発見がありそうだ。
後半は具体的なポイントを押さえる内容
後半は各種文章の書き方のルールやコツが紹介されている。
具体的な内容なので参考にはなるけど、どちらかというとメールで人に気に入っていただけるためのノウハウと言った感じ。
僕が特に勉強になったと感じたのは本の前半の部分だったかな。
ブログを書くにあたって
ブログは人に読んでもらうために書いている。誰かの役に立ちたいと思ってるけど、読まれなかったら意味がない。役に立つためには基本まずニーズに答える必要がある。
一方、自分の書きたいことを書かないと、いつかどこかで疲れてしまう気もする。
当面は書きたいことを書きながら。で、いきつつ、DaiGoさんからいい気づきをもらえたので読む人のことも考えたい。
ふわっとしていて具体的なアクションが思い浮かばないけど、まず考えるところから。
ブログで稼ぎたい人はモノを売る必要があったり、広告を見てもらう必要がある。
読み手のことを考えながら、文章を紡ぎ出す。これは重要極まりない。
人に動いてもらうためには、その人のことを観察してよく考えること。
当たり前だけど大切なことを教えてくれる。
この本はモノやサービスを売りたい、人に動いてほしい、そんなことを考えている人に読んでほしい。
まとめ
1日でさっと読めるボリュームだった。
仕事でもプライベートでも何かしらの文章を書いている人は、学べることがあると思います。一度手にとってみてはいかがでしょうか?
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