本日iPhone 6からiPhone Xへの移行をほぼ完了した。
このとき家でiPhone Xをいろいろ操作しているときには気付かなかったことがある。
何に気づかなかったかというと、新しいiPhone XがそのままではLINE MOBILEで4Gのネットワークにつながらないということ。
(僕は格安SIMのLINE MOBILEを利用しています。LINEモバイルはdocomo回線を利用しているので、画面にはdocomoの文字が表示されます)
Googleにアクセスしようとしたら、上画面のメッセージが発生。
画面は英語のエラーがでているが、日本語で言うと、
“アクティベートできませんでした。PDP認証に失敗しました”らしい。
(僕のiPhoneは英語の勉強のために言語設定をEnglishにしています。従ってエラーメッセージも英語で表示されます)
なにー。それは困る
というか実際に困った。焦った。
iTunes経由で暗号化してバックアップからの復元をしたら、だいたいのことはオートで引き継がれるはず。知っていたのはLINEのアカウント設定は特別な操作が必要ということだけだった。
ネットワーク設定は引き継がれないのか・・・
家ではWi-Fiでずっと操作していたのと、画面右上に4Gのマークがついていたことが気付かなかった理由。
エラーの原因と理由
家に戻ってWi-Fiネットワークを使って調べてみると、以下のことが判明。
- SIMフリーの携帯電話で格安SIMを使う場合、インターネットを使うにはほとんどのケースでAPN設定が必要
- APNとは”Access Point Name”の略で、APN設定とは要するに「インターネットの接続先の設定」ということ
- 大手キャリア(docomo, au, softbank)などの場合は、この設定がされた状態でユーザーに引き渡されるため、ユーザーが気にすることはない
正直、iPhone6でauからLINEモバイルに切り替えたときにそれを行った記憶がなかったので、今回ケアしていなかった。あと、オーストラリアでTelstraのSIMカードを使ったときも何か設定した記憶はない。。
なお、「設定は引き継がれているけど、一度リセットが必要」というケースにあたるのかと思って、ネットワークのリセットをかけてみたのだけど、それでは解決しなかった。
結局、改めてAPN設定をする必要があるという結論に至った。
LINE MOBILE × iPhoneのAPN設定
iPhoneでのLine Mobile APN設定は以下の公式サイトの通りに行う。
https://mobile.line.me/support/apn/ios/
難しい作業ではなくて、数分もあれば完了する。ただしWi-Fi接続が必要。
この作業が完了した後にGoogleにアクセスしてみると・・・
Good!解決。
おわりに
LINEモバイルにかぎらず、格安SIMを使っていると当該操作が必要となる可能性が高い。
簡単だが、これを行わずに外に出てから「やばい、ネットにつながらない!」と焦ることがないようにしよう。
今日が土曜日で出勤の日じゃなくてよかった。会社に行く前に気付いても対応できなかったと思う。
僕のケースではそうだったのだが、SIMカードが入っていると4G表示が残る上に、家でWi-Fiにつながっていると気づかない可能性があるので要注意だ。