本ブログのオリジナルテンプレート作成にあたって、一冊だけ購入した本がある。
「デザインの学校 これからはじめるHTM & CSSの本 Windows10 & macOS対応版」著者 千貫りこ
この本はWordPressでウェブサイトを作成することに特化したものではなく、htmlとcssの基本を学ぶもの。初心者がウェブサイト作りの基本を体系的に勉強するのに最適と言える。
WordPressでパーツを構築していくにあたって、個別の機能(例えば検索ボックスなど)はgoogleで調べればなんとかなることが多い。
しかし本当の基本の「キ」の部分は意外と学びにくいことが判った。本屋に行ってウェブサイト作成系の本を片っ端から手にとって選んだのがこの本だ。
何事もそうなのだが、基礎のところを疎かにすると全く応用が利かなくて、結局最初からやり直しとなりかねない。
この本をオススメできる対象は?
表紙にも記載されているが、この本のアピールポイントは「一番やさしいホームページ制作の入門書」である。
ウェブページ作成をこれからしたい方で、1から勉強するという人向けだ。
初心者用に作られているので、html&cssの多くの機能をこの本で調べることはできない。さらなる知識が必要なら次のステップの本を購入しよう。ちなみに僕はこれ以外の本は買ってない。当ブログのような極めてシンプルなテンプレートを作るくらいならGoogleでの調査で事足りるためだ。
何を学ぶことができるのか?
ウェブサイトを新規作成する上で以下のような最低限必要な要素を学んでいく。
- HTMLファイルの作成
- 見出しの設定や表作成、画像埋め込み、etc.
- CSS(スタイルシート)の作成とデザインやレイアウトの編集
僕はCSSのclassセレクタやidセレクタについての理解が浅かったのだが、この本を読んで機能がクリアになった。内容についてはamazonのページ等にも紹介されているが、ここにも記しておく。
Chapter 01 ウェブページについて知ろう
ウェブサイトの構成やブラウザについて学ぶ
Capter 02 HTMLの基本を理解しよう
HTML文書の作成の基本(htmlタグ、headタグなど)を学ぶ
Capter 03 ウェブページを作ろう
見出し(h要素)や箇条書き(ul要素・li要素)、段落(pタグ)、等々について。
Capter 04 サブページを作ろう
リンクの設定についてなど
Capter 05 CSSの基本を理解しよう
テキスト色の変更や、htmlにcssを読み込む方法など
Capter 06 CSSでレイアウトしよう
テキストの配置やレイアウト調整(floatプロパティやclearfix他)
Capter 07 テキストをデザインしよう
ウェブフォントやリンクテキストのスタイルについて
Capter 08 背景、影、枠線を付けよう
Capter 09 モバイル・SNS対応して公開しよう
おわりに
何かを得たいとき、無料でなんとかしようとすると逆に時間がかかってしまって非効率になるケースも多い。必要なときは投資しよう。
この本は2000円ほどするが、基礎を学ぶにはうってつけであり、すぐに元は取れるはず。
今回の記事は、「デザインの学校 これからはじめる HTML & CSSの本 [Windows 10 & macOS対応版]」にお世話になったので紹介させていただくものです。