僕は学生時代英語が一番の苦手科目だった。
数学と物理には自信があった。
中学・高校・大学とこの状況は変わらず。いや、変えようと思わなかっただけ。その必要にも迫られなかった。
そのまま理系の道を突っ走った、英語を避けながら。。。
いわゆる一般的な就職活動を経て日本の企業に就職し、英語を使うことはほぼ皆無の日々を送っていた。社会人なりたての時のTOEICの点数は400点ちょっと。
25歳くらいのときに社内で英語の勉強をしなさい、と言われ(強く)、大金ではあるが自分への投資だと思って英会話学校に通う日々を送った。僕が通ったのはGABA。文法の本やTOEIC対策本はなんとなく読む、といった感じ。
(今思えば、当時アドバイスをくれた人には感謝しなければいけない。)
一年ほどかけてGABAのレッスンを終えた後のTOEICは575点。
コストパフォーマンスでいったらかなり低いかもしれないが、少しは英語に対する苦手意識はなくなった。
その後英語の勉強は一旦中断していたが、ある日人生が変わる環境が訪れる。
「約10ヶ月後に、英語で仕事をする環境に異動になる」
当時選択肢を与えられたが、挑戦したい、と意思表示した。こんなチャンスは滅多にない、日本では海外で勝負したいといってもなかなかチャンスをつかめていない人もたくさんいる。自分は恵まれているとも思ったし、英語は苦手でも技術力で勝負すればやれると感じていたのもある。
そこからまた英語の勉強をスタート。
その際はまたGABAの回数少なめのコースに行きつつ、色々な勉強を試した。
異動のタイミングではTOEIC levelは700点弱くらいだったと思う。
全くもって話にならなかった。
何を言っているか判らない、意思表示できない。かろうじて英語のメールは時間をかければなんとか読めるレベル。そこからは必至だった。仕事をクビになるという恐怖もあったし、本当に勉強した。
それから数か月でTOEICは870点まで上がった。その後英語環境に二年程引き続きいるが、TOEICは受けていないので今の実力は点数では判らない、でも仕事上なんとか問題なくやれている。
こんな英語勉強の経歴を持つ僕が、学んだことを今後いくつかの記事にまとめていきたいと思う。日本人で英語が苦手、でもできるようになりたい!と努力をしている人のために少しでも参考になれば嬉しい限り。
世界で勝負するためには英語は必須スキル、身につけて幅を広げたい。
僕は未だに未熟だけど、それでも世界は変わった。
努力する価値は絶対にあると思う。