紅葉を鑑賞するために、家族(夫婦と子供1人)で都内の小石川後楽園を訪れた。
子供はまだ1歳4ヶ月。少しずつよちよち歩きをするようになったけど、まだまだベビーカーは必須。
そんな状況で訪れた小石川後楽園でうまく移動することができたのか….写真多めでお伝えします。
ベビーカーでの移動は厳しい。散策範囲はかなり制限される
まず、パンフレットのマップから見ていこう。
この図の右下に「車いす通行可ルート」とある。地図中赤い点線のエリアがそれ。
見ればわかるのだが、行けないエリアの方が広い。
この庭園自体がつくられたのは昔のこと。その際に車椅子を考慮した庭設計なんてしていないはず。
しょうがないといえばしょうがないのだけど、残念ではある。
そもそもキレイに舗装された道はない。基本は砂利道。ベビーカーを押すにはなかなか力が必要。
車椅子で通行可能とされている場所がこのような道。
木の周りには根っこが飛び出ているところもあって、注意をしながら進んでいく。
そしてところどころ現れるのはこのような石の道。
石の上をベビーカーで行くのは大変なので、脇の砂利道を通る。
こんな素敵な道もあるのだけど、残念ながらゴツゴツした石が敷き詰められた道。
なにより、ここを歩くには階段をまず登る必要がある。
階段はこんなかんじ。
夫婦で訪れて、一人は抱っこ係、一人はベビーカー係、と分担しないとなかなか厳しい。
トイレに向かう道も…
この道はトイレに向かうもの。
雰囲気といい光の差し込み具合といいとても趣があってよいのだが、数段の階段が絶妙でベビーカーや車椅子で通過することはできない。
通天橋に向かう道
紅葉の奥に見えるだろうか、細い橋。
ここは写真スポットになっていて、多くの人がこの橋からカメラを構える。
そこを「すいません」と言いながらベビーカーを押すのは、ちょっと気がひける。
一応車いす通過可能ルートとなっているが、混雑時は少し厳しいものがあるかなと思う。
そして、そこからさらに先に進むには、こういった階段を登るか、
飛び石を歩く必要があったりする。
ここはある程度大きくなった子供じゃないと厳しいかなと。
まとめ
小さなお子さんと一緒に小石川後楽園に行く場合は、大人が複数人以上で行くことをおすすめする。
じゃないと、ベビーカーを抱えながらこういったルートを散策するのは難しいから。
もちろん、ある程度ルートが制限された範囲でも構わなければ、訪れることに問題はないと思う(入園料も300円とそれほど高額ではない)。
美しい庭園を楽しむために、事前に知っておけることは知れた方がよいと思うので、今回写真多めの記事を作成してみました。
小石川後楽園を訪れることを検討している方に少しでも参考になれば幸いです。