エンジニアが学んだことをお伝えします

いつでも会社を辞められる自分になる

『いつでも会社を辞められる自分になる』を読んでの感想。

2025-09-18Book,Engineer-Work

リコメンド機能で出てきた本書、読んでみようかなと思い購入。サラッと読める分量で、ためになることも多かったので、メモを書いておきたいと思う。

読後の感想とメモ

そもそもの基本的なところ、は当たり前だが文章で読んであらためて大事と再認識。向上心を忘れず謙虚であれ。常に自分の成長余地を感じられるように。そして、組織の役に立つこと、給料分の仕事をすること、目の前の仕事に手を抜かないこと。

続いて 、何歳になっても新しいことは始められる、という点。今から5年後、7年後どうなっていたいかを考え今から始めること。この本だけではなく皆さん同じことを言うので、真実なんだろう。よく考えたい。

1万時間を超えればプロ。それを掛け合わせる、というのはよく聞く話だが、自分だと何を持っているだろうと考えた。

一つはエンジニアリング。曲がりなりにもブログ運営も1万時間くらいかけてそうだし、もしかしたら写真とカメラに費やした時間も数千時間にはなってるかもしれない。ま、写真とカメラも素人レベルである自覚はあるが。マネジメント系も資格や実務経験など合わせたらそれなりの時間になりそうだ(できるとは言ってない)。

これらだけでやりたいことはできないのだが、もう一つか二つ加えると、数年後にやりたいことにたどり着けるのだろうか。AI時代に残る仕事とは。やりたいと思えること。今から1万時間を積むことも年齢的にはまだまだ可能だからこそよく考えるべき。いい気づきだった。

おわりに

40代には考えさせられる一冊。ぐさっと刺さる言葉も多いので興味がある方は読んでみてはいかがか。あと7-8年若い時に読んでおきたかったなぁとも感じた、30代のうちに読むことをおすすめしたい。

僕は元々、いつでも今の会社を辞めてもいいと思って過ごしてきたので、その意識自体は本書の本筋と離れておらず違和感はなかった。これからはこれが普通になっていくのではないかと思う。終身雇用が基本、という社会がずっと続くと思えない。

自分の軸(エンジニアリング)を外すことはせず、常に勉強してきたし、知識と経験も積むようにしてきた。そして自分の力が発揮できるところに行けばいいと考えてきた。一方、会社から与えられた役割がそれと異なれば、そのポジションを全うするようそっちの勉強はしてきた。それらはこのブログのEnginner-Workカテゴリの記事の通り。ファイナンスとかも一時期勉強したが(仕事の必要に迫られて)、なかなか役に立っている。目の前の仕事から学ぶこと。

本書はそれとは別の観点で、他の軸(副業でもボランティアでも)も持ちましょうと。ここは認識はしていたが、あらためて突かれた感覚というか、それも大事だよなと。

重要なのは今何をするか。考え続けよう。

HOME

Related Posts

Category



Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。コーヒー、革製品、デニム、旅、カメラ、Less is More.等も。
Profile詳細

© Yo 2017-2025