きっかけはIchiro Photographyさんの記事。
ライカのカメラに憧れた頃からお世話になっているウェブサイト。
最近は星を見るための機材や情熱あふれる記事が多め。そこの熱が移ってしまった。。。
ロマンあふれる宇宙に想いを馳せる。星を見たい。子どもにも美しい星空を見せてあげたい。
その記事ではライカの双眼鏡について語られていたが、いきなりライカに行くのはやばい。
そこで日本メーカーであり信頼のおけるニコンさんの双眼鏡から選ぼうと考えた。
多様なモデル
本当に星を見るならゴツい望遠鏡もあるが、持ち運べないと使わない可能性が高くなるだろうし、いきなり本格的なものに手を出すのはまだ早い。よってまずは双眼鏡から入ろう、という思考。
しかし双眼鏡を調べるとわかるのだが、こちらもまた非常に幅が広い。
倍率や明るさ、グレード、いわゆるピンキリで数千円から数十万円のレベルまで。
できるだけ万能に使えること、星空観察に向いていること、持ち運びがしやすいことをポイントに探した。
あまり倍率が高すぎると狭すぎたりブレが気になったりするらしい、とか暗すぎると星空鑑賞には向かないのかな、とか素人ながらに調査。
そこで選んだのがニコンのモナークM7 8×42。
8が倍率、42が口径。これがどのくらい大きく見えるか、明るく見えるか、の指標となる。以下の理由からこのモデルを購入。
- 星空観察で必要な明るさ、倍率、視野の広さを考慮して8×42付近
- 670g台の重さなら十分持ち運べる
- 見掛視界60.3°は広視界タイプ、らしい。星空観察に向いてる?かなと思った。
- 価格は約6万円というレンジ
これ以上明るい双眼鏡を求めれば重くなるし、高くなるし、まずはこの辺りから始めてみよう、、と。お値段高めではあるが、せっかく取り組むなら一定レベルのクオリティのモノにはしたい、また、挫折したときでもこの双眼鏡なら他の用途(コンサートとか)でも使えるだろうということも考えた。
他モデルも一応調べると
ニコン8×42で探してもモデルがたくさんある。
- EDG 8×42は20万円クラス、最先端の光学技術を採用。実視界7.7°、見掛視界56.6°、重さ785g。Made in Japan。
- HG 8 ×42は10万円クラス、実視界8.3°、見掛視界60.3°、重さ665g。Made in Japan。
- M5 8×42は4万円クラス。実視界6.4°、見掛視界48.2°、重さ630g。
- M7 8×42は6万円クラス。実視界8.3°、見掛視界60.3°、重さ670g。Made in China。
- 最上位っぽいWX7×50IFは60万円超クラス…
これは8×42付近で探してるだけで、他にも倍率や口径を変えればたくさんモデルがある。
一つメーカーでこれなので、メーカーを広げて探すと….沼だなと思った。カメラとレンズで沼にハマったが光学系の仲間双眼鏡にもこんな沼が広がっているとは知らなかった。
Nikon Monarch M7 8×42
届いた双眼鏡について。
箱。
取り出すと、ケースとストラップ。
この他に取扱説明書が入っている。レンズキャップはどちらの面にも取り付けられている。
使うときはこんな形になるのだろうか。ストラップは首からかけるイメージなのか、肩掛けにはちょっと短そう。
持ち運ぶときはこんなイメージなのかな。
おわりに
さて、こういうモノを手に入れると、早速星を見に行きたくなるもの。それこそが目的で、旅に出る理由になる。早速計画しよう。
届いた際に月を見ようとして空を探したら見つからず。新月だった。満月が来るのが楽しみ。
この双眼鏡を使っての感想はまだ書けないので、しばらく使ってみてまた記事を書きたい。心からおすすめできるかは現時点でわからないので、Amazonとか楽天のリンクはまだ貼りません。
(2024.1.11追記)とてもクリアに見えるし、月や夜空の星がよく見えるようになるのは感動的。一方で、使用頻度の割に重さがあるので、スーツケースに入れる旅行とかでしか使っていないのも現実。購入する方は使用頻度も考慮の上、ご検討いただくと良いかと。