どのカメラでも「基本」は一緒なはずだが…
写真と光。
ライカのカメラを使うようになってから特に意識するようになった。カメラを持って街を歩くとき、光の入り方、影の様子に目が行くようになった。
特別な被写体じゃなくとも、普通の木々であっても、葉が輝いていると美しく見えるし、カメラを向けたいと思う。
これは写真を趣味にする大きなメリットと思う。日々見てる景色が美しく見えるようになる。カメラで撮影する前にまず自分の目で見るので。
日本はありがたいことに四季があり、季節ごとの見どころも多い。美しい世界はどこにでも広がっている。
僕はライカのカメラはLeica Q2しか使ったことがないけれど、ウェブ上や本でライカで撮影した作例をたくさん見てきた。光と影の描き方が独特だなぁという印象を持っている。
カメラから教わったというか、多分ライカのカメラを使っていなければ気付くことはなかったことなのかもしれない。光と影を捉えるということ。
スマートフォンのカメラでは気づけない気がする。これがなぜなのか僕には言語化できない。
Leicaのカメラには不思議な魅力がある。多くの方を虜にするカメラなので、何かがあるのだろう。
だからこそ、ライカ王道のレンジファインダー機であるMシリーズを使ってみたいし、ライカが送り出す最高のレンズを使ってみたいとも思う。あと、危険なことにオールドレンズにも興味が湧いてきてしまった。
自分で見たものを最高の道具で記録に残す。これは自分にとっての財産になると思っているので、お金をかける価値があると思う。
写真と光、そして影。僕は入り口に立ったに過ぎない。
どっぷりと浸かっていきたい。おっと、これが沼の入り口ってやつか。
今日の独りごとおしまい。