YouTuberとかブロガーとか、インフルエンサーとか。あとフリーランスとか。
昔は聞かなかったけど、SNSで最近よく聞く言葉。
YouTuberは日常会話にも出てくるようになった印象。
僕はこれらの言葉があまり好きではない。
なぜなら専門性がわかりにくいから。
逆に、コンテンツを見たときにクリエイターのバックグラウンドが見えるケースに魅力を感じる気がする。
誰が発信しているのか。を見ていると思う。
何ができる人なのか?
コンテンツを生み出す人なのか、動画を編集する人なのか、音声の専門なのか、ストーリーを考える人なのか。その全てか。
ブロガーといっても、文章を紡ぐのか、モノを売る人なのか、物語を書く人なのか、商品の魅力を伝える人なのか、わかりやすく比較して解説する人なのか、講師なのか。
何かの専門性を持っていて解説する人なのか。
またはその全てか。
もちろん「ブログそのもの」を専門にする人がいてもいい。ブログの構造やアクセス解析、SEO、ブログの在り方などに詳しい人には価値がある。
フリーランスというのはただの働き方であって、専門性ではない。
インフルエンサーってなんだ。結果的に影響力のある人になっているだけであって、何か強みを必ず持っているはず。
インフルエンサーと呼ぶことにどういった意味があるのだろうか。少なくとも「僕はインフルエンサーです」ということに意味はない気がする。
この辺りを僕はシッカリと理解していない。
インフルエンサーになるに至った経緯があるはずで、何がその人をインフルエンサーたらしめるのか。そこ人は何ができる人なのか?そこが大事だと思う。
専門性
本業がエンジニアだからかもしれない。繰り返すが専門性が大事だと思っている。
「あなたは何をできる人ですか?」
「あなたは何に貢献できますか?」
海外ではここが重視される印象。
履歴書も、何ができるか?を重視する。どこに所属していたのか?ではない。
日本はそこ、「何ができるのか?」を大事にしない。履歴書にもあまり書かない気がする。
新入社員の採用でもそこが重視されない会社も多いのではないか。
よくわからない人がテレビでコメンテーターとして発言したりもしている。
日本の大きな企業や組織では、人事異動で詳しくない人がある部署の責任者になったりすらする。
経営者を育てるために、各部門を経験させるという理由ならわかる。しかし皆が経営者になるわけではない。専門性を持った人が適切に判断をしないと道を誤るケースもある。もちろん知らないからこそ斬新な発想が生まれることもあるのだが。
世界的に見れば、日本が特殊で、一般的には専門性が重視される。名刺にも何をする人かがわかるように書く。
僕の場合はMechanical Engineer。その上はSenior Mechanical Engineer。その上はLead(Head) Mechanical Engineerというように。
Cost Controllerもいるし、Contract Advisorもいれば、Plannerという人もいるけれど、それぞれ何をする人なのかはわかる。
Area Managerのようにマネジメント側の人もいる。その人はマネジメントをする人。
「あなたは何ができるのか?」
「あなたはその組織で何をする人なのか?」
ここを自分で明確にしておくことが大切なのでは。
ただ文章を書くだけでお金をもらえるなんて甘い話は滅多にない。あったとしても長く続くと思わない。
その人の専門性、経験、発想、アイデアに価値があり、その人が発信する内容に値段が付く。
YouTuberは映画監督に近いのだろうか。映像をクリエイトする人と思うと、クリエイティブな職業。ただし、クリエイティビティとそれを映像にするクオリティが要求される。
ブロガーは著者に近いのだろうか。文章にして、伝えたいことを伝える。そのためには、魅力的な文章を書くか、ストーリーを考えるか、しっかりとした調査を行なってデータをまとめるか。こちらもクリエイティビティとクオリティが要求される。
その道の専門であれば、文章はつたなくとも情報に価値があるので、専門性が活きる。
逆に誰でもできる仕事は簡単に真似されてしまう。
何か自分の武器を磨き、それを活かしながら世の中に役立つ何かをする。それがお金につながるというのが理想。難しいけど。
僕はブログを書く人だけど、一人のエンジニアとして仕事をしながら、経験したことをまとめていこうと思っている。これでお金をもらえるかどうかは知らない。
このままブログを書き続けたとき何が起きるのか、何も起こらないのか。
自分は何者なのか。
何者になりたいのか、それを考え続けることが大事かなと思う。
おわりに
話は発散したが、自分は何ができるのか、どんな価値を提供できるのかは常に自問自答すべきだと思う。
また、ネットではいろんな人を見かけるが、「その人は何ができる人なのか、どんな価値を提供しているのか?」という視点でみると、騙されてしまうことは減らせるのかもしれない。
どんな価値を生んだから月収〇〇円なの?と。
今日の独り言おわり。