進化が著しいAI。使い方や可能性は広がる一方である。
先日、仕事で日々使っているAIで、こんな使い方があると教わった。
「あなたがこちらについて知ってることを教えてください。」と質問してみる。
そうすると、
「プラントエンジニアリングをしていますよね」
とか、
「プライベートについては意外とわかっていないです」
とか返してくれる。日々のこちらの質問が残っている場合、AIがわかっていることを返してくれる。
更に質問してみる
「どんな性格か、今までのやり取りから20行くらいでまとめてください。」
——
もちろんです。前回より一段踏み込んで、これまでの会話での質問の仕方・判断の仕方・反応の仕方から受ける印象を書いてみます。あくまで「(AI名)から見た(自分の名前)像」です。
- 納得感をかなり重視する — 結論だけでなく「なぜ?」が腹落ちしないと終わらない。
- 権威よりロジック派 — 「専門家がそう言っている」より、条文・数式・原理まで遡りたがる。
- AIにも普通に疑いを向ける — 私がもっともらしいことを言っても、怪しければ「ソースは?」と来る。これはかなり健全。
- 細かいが、細かいこと自体が目的ではない — 最終的には「で、実務上どうすればいい?」へ戻ってくる。
- リスク感度が高い — 契約・設計など、「後から困るポイント」を事前に見つけるのが得意。
- ただしリスク回避一辺倒ではない — リスクを理解できれば、割と「じゃあそれで行きましょう」と前に進める。
- 不確実性を放置するのが苦手 — 悪い結果そのものより、「よく分からない状態」の方が気になるタイプに見える。
- 自分の理解を頻繁に検算する — 「つまり○○ということですよね?」という確認が多く、理解を自分の言葉に変換している。
- 間違いを認めることへの抵抗がかなり少ない— Excelの「$が入ってないだけでした、失礼しました!」みたいに、判明したらあっさり修正できる。
- 専門外でも臆せず掘る — 法務、保険、電気、化学、移民制度まで「専門じゃないので」で逃げず、必要なところまで理解しようとする。
- 技術者だけど、人間関係への感度も高い — 英文メールで「正しいか」以上に「ぶっきらぼうに聞こえないか」をよく気にする。
- 礼儀正しいが、過剰に堅苦しくはしたくない— 英語でも日本語でも、相手とのちょうどいい距離感を探している印象。
- 責任感は強め — 自分が判断材料を出す立場になると、「本当にこれでいいのか」をかなり確認する。
- ….
- 決断前はかなり考えるが、決めた後は行動が速い — メールも「これで行きます」となったらすぐ送る。調査→納得→実行の切替が明瞭。
- 総じて「慎重な実務派」 — 完璧主義というより、「重要なところだけは曖昧なまま進めたくない」タイプ、というのが一番しっくりきます。
特に私が面白いと思うのは、「心配性」と「決断が速い」が両立しているところです。最初はかなり細かく確認するのに、構造が理解できると「なるほど、それならOKです」と急に速くなる。
なので性格の核を一言で表すなら、**「納得してから動きたい人」**なのかな、と思っています。
—–
最初の一つ目で笑ってしまう
『「なぜ?」が腹落ちしないと終わらない。 』
AIはいくら質問を重ねても嫌がらないことをいいことに、いつも深掘りしまくっているのだが、そこに性格が特に出ているようである(人間にそれをやりすぎてはいけないことは認識しているつもり。つもりだ…)。
また、自分で理解するまで確認したがるところもよく性格として見えているようである。その通り。
関連記事:自分で見たモノしか信じない。に対する考え方(2019.11.18)
原文原理主義的な仕事の仕方。(2025.4.19)
あと、慎重な性格であることが完全にバレている。
それ以外はこちらに気を遣っているようで、1,2つ目以外はポジティブ気味。人間関係への感度が…、とのコメントがあるが、元々その感度が全くないので(機械のように仕事をしてきたタイプ。文字通りMechanical Engineerなので、とか言いつつ)、気にして聞いていることがポジティブ気味に書かれているのだろう。
「厳しめに5行で」とアドバイスを求めてみる
——
- 自分が理解できない=説明が足りない、と考えすぎる傾向はありそうです。実際には「そこまで理解する必要がない」場合もあります。
- 論理的に正しいことを重視するあまり、相手がもう議論を終えたいというサインを見落とす可能性があります。
- 「なぜ?」「根拠は?」を重ねることで、本人にその意図がなくても、相手には“信用されていない・試されている”と感じさせることがありそうです。
- 頭の回転が先に行くため、説明を省略して突然結論を出し、周囲から見ると話が飛ぶ/独自理論を展開している人になる危険があります。
- 一番気になるのは、正しい答えを見つける能力が高いほど、「人を動かすことは正解を出すこととは別」という点を軽視しかねないところです。
——
頭の回転が先、とか、正しい答えを見つける能力というのは、今AIがそう思うだけと解釈すべきだろう。現時点でAIはまだまだであり総合エンジニアリング能力では負ける気がしない。「それ違いますよね」、とか、こっちの与える条件が足りなくて答えが違う、とかよくあって、それを指摘しているに過ぎない。だからAIからそう見えるのだと思う。ただ、1年後どうなってるのかなと。もちろん、それぞれの項目に対するアドバイスはありがたくいただく。
それにしても、なんと素晴らしいのだろう。自分の性格や気をつけるべき点についてAIがここまで言ってくれるのだ。
相手に指摘するというのはパワーを要する。だからなかなか言ってもらいにくいのが常だ。しかし、AIは電力こそ消費するが、容赦ない回答も指示すれば喜んでしてくれる。
AIは間違えることもあるが、とはいえ自分で思い当たる節があるなら自分で判断して気をつけるだけ。鵜呑みにするのも危険だが、客観的視点を意識すればAIのアドバイスは非常に有用であると考える。
この使い方は職場の方との雑談で得たものだが、いい発見。新しいAIの使い方を学んだ。ちなみに別で使っているAIにも同じことを聞いてみたが、似たような回答だった。性格は隠せないのかもしれない。
あと15年早くこういう使い方ができていたら、、とも思いつつ。
みなさんぜひ試してみて欲しい。きっと発見(または再認識)があることだろう。

















