どこかの宿で数年前にパラパラとめくった雑誌。
『Casa BRUTUS特別編集 日本の聖地100』。
なんだか記憶に残っていて、ちゃんと読みたいと思っていた。
今回、Kindleで購入。簡単に感想を。
読んでみての感想
光の美しい写真が多く、それを眺めるだけでも楽しめる一冊に思う。
岩、木々、苔、そこに入り込む光、社殿、..
歴史や建築の説明なども充実しており、読む方も一定のボリュームがある。
式年遷宮や神社の建築様式の解説をはじめ、稲荷、神宮、八幡、天神の意味など。神宮については、称号として他にも大神宮、宮、大社、神社、社とあったり、今まであまり名前を意識してなかったなと学び。
アートと神社は新鮮だった。時代とともに変化していくものもある。100年後、何が残っているのか。
素晴らしい本であるが、なぜここが”100”に選ばれたのか?の説明がもっとあると良いと思った。神社や聖地と呼ばれる場所はたくさんあると思うので、選んだ理由が知りたいなぁと。改修が比較的最近終わった神社や、最近創設された神社の掲載も多めな印象なので、そういう紹介の趣旨もあるのかもしれない。
もちろん、古くからそこにあるものも取り扱われており、変わるもの、変わらないものもどちらもカバーされた一冊となっている。
おわりに

この一冊を通して感じたのは、自然と共に暮らしてきた日本人の感性。
そこに神社があるとき、その神社だけを見ても本質は掴めない。その土地、場所、歴史、周囲との関係性までみないといけない。
本書では、それらも含めて収められた写真が数多く掲載され、そこから得られるエネルギーも大きいと感じた。が、やはり現地を訪れて、自然と共にその聖地を歩くのが一番なのだろうと思う。
40年以上生きてきて、少しずつ自然と人に対する理解が深まっているというか、もっと早く理解に努めていたら過去の旅行ももっと充実したものになっていたのかなと思ったり。
山、島、森、木、海、池、四季、etc.と自然あふれる日本という国だからこそ、こういった聖地が無数にあることをあらためて理解。
そこに感謝しつつ日本を歩くとより日々が充実したものになるだろう。
以前から熊野古道の存在は知っていたが、今なら行くことによって得られるものがあるような気がする。旅先として考えておきたい。子どもたちがまだ小さいうちは厳しいかもしれないけど。
紙で読めるなら紙がおすすめ
写真が多めで、本文に加え、なかなかに小さい文字でも各写真の解説がされている。なので、iPad 12.9インチで読んでも読みにくい。
適宜拡大しつつ読むのだが、スキャンしたデータなので、拡大していくと粗くなる。こだわりがなければ紙で読む方がおすすめかも。

















