2025年の挑戦項目の一つとして挙げていたPMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)の取得。
先日受験し、無事Passすることができた。受験してのメモ、無事合格しての想いみたいなものをメモしておきたい。
本試験を受けての感想
試験の内容は書けないので、受験しての感想のみだが、まず、相当に疲れた。年をとったからというのもあると思うが、4,5年前に受けたFE/PE試験の時より体力的にきつかった。
230分の長丁場(休憩10分×2を入れるとTotal 250分)。万全の体調管理が大事。
海外で勝負することをいつも考えているので、PMP試験の言語は英語を選択。英文は読み慣れているとはいえ、時間勝負の場面では母国語ではないハンデを感じた。自分で選んだことではあるが。
試験の英語自体はそんなに難しいとは思わないが、試験時間も限られており、ある程度英語慣れしている必要はあると思う。10年くらい英語を使う仕事をしているが、ギリギリって感覚。
より技術に寄った内容の米国P.E.(プロフェッショナルエンジニア)の試験よりは英語力を要すると思う。
続いて。問題を解いていて、手応えがなかった。答えは2つまで絞れるけど、どっちも正解では?みたいな状況に何度も遭遇し、最後の一つを選ぶのに思った以上に時間がかかった。
60問を76分ペースで解く必要があるのだが、最後の60問で残り70分となり焦った。試験会場のモニターが目に合わず、眼もシパシパしてくるし、諦めの文字も一瞬よぎったが、家族に迷惑かけているのもあり、気力を振り絞って最後までやり切った。
最後ギリギリ残り10秒で180問を解き終え。。。
あまりに手応えがなく、不合格でもおかしくない、という印象だったが、試験後にもらえるPreliminary resultにはPassしたと書いてあり一安心。。もう一回受けるのはしんどいところだったぜ…と。
その日の夜に公式な試験結果を受領。ログインすると詳細を確認できる。Meet Targetの範囲のうちAbove Targetより、といった感じだった。ギリギリというほどでもなく、でも出来が良かったというレベルでもなく、まぁこんなものなのか、と。

Usemy講習の講師が説明していたが、用語を覚えるより考え方を理解することが大事、というのはその通りと思う。試験を受けて改めて。試験の趣旨として、PMとして、さまざまな状況における判断力を求めているように感じた。
以上、受験してみての感想。
P.E., PMPとして
米国のP.E.ライセンスを取得したのは2021年。関連記事はこちらから:#ProfessionalEngineer
今、海外プロジェクト関連の仕事をしているが、P.E., PMPの肩書きを持っている人をよく見かける。やはりPMPも学んだ方が良いのかなと思い始めたのは2024年。
PMP取得後も3年毎に60時間の勉強なり活動が必要なのがネックだったが、まぁなんとかなるか、と思い受験することにしたのが2025年正月。
2025年5月、ついにP.E., PMPを名乗れるようになった。取るべきものはとったな、というなんとなくの達成感はある。
ただ、肩書きが重要なわけではない。むしろ入り口に立ったくらい。本当に大事なのはValueを提供すること。
今回、資格の勉強を通じて体系的にプロジェクトマネジメントを学ぶことができた。それをベースにさらに質の高い仕事をしていきたい。PE, PMPとして。
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