”時間”とともに変化するプロセス量があって、それをグラフ化したい。
日付をまたぐケースはどのようにデータを入力したら良いだろうか。以下に実例をもとに紹介します。
例えば、大きなお風呂にお湯を溜めるとする。時間とともにお風呂の水量が上昇していくグラフを描きたい。
夕方に16時に溜め始めて翌日13時に終了するとしよう。このとき日付を跨いでしまう。
体裁にこだわらなければ以下の方法で簡単にグラフを描ける。
データ入力
一つの列に日付&時間、隣の列にプロセス量(お風呂に溜まったお湯の量)を入力。
![時間とプロセス量を入力](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/06/346e8e2bd013bb1ec8fa8850c121278f-700x622.png)
[横軸用]日付&時間の入力方法
1つのセルに日付と時間の両方を入力する。
具体的には「YYYY/MM/DD HH:MM」。
日付(DD)と時間(HH)の間にはスペースを入れる。
[縦軸用]プロセス量を入力
続いて、各時間でのプロセス量を入力する。上の入力例の場合、1時間で10ずつお風呂の湯量が増加している。
グラフ描画:散布図を使う
グラフ化対象範囲を選択した状態で、Excelのグラフ描画から「散布図」を選ぶ。
![散布図を選択](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/06/94fc049cd565a762cce5d64f29005f0a-700x545.png)
以上でおしまい。6月16日から6月17日にかけてのトレンドグラフを描くことができた。
![日を跨ぐ場合の時間軸のグラフを描く](https://engineershareinfo.com/wp-content/uploads/2021/06/af28af90feb8b677eba52130cae29aa8-700x441.png)
日付の表示等は軸の書式設定で整えよう。
おわりに
本記事の図は、MacでのMicrosoft 365 Excelで作成した。同じ方法はWindowsのExcelでも使える。
残念ながらiPadのMicrosoft 365 Excelでは同様の方法で解決できない。まだまだパソコンとiPadではできることが異なると思われる。
以上