良い評判を見て読んでみた、『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』。
サムとセイディとマークスの3人を中心に物語が描かれ、ゲームの制作に関わる話とその周辺が語られる。
ゲームの価値というか、人を救うところもあり、一方、社会に影響を与えることもあるよなと思いながら、色々と感じることはあった。ゲームの面白いところ、ビジネスとして考えると現実的なところ、政治等とも結びつきかねないところ、とゲーム制作の奥深さを知れた気がする。
また、ところどころ示唆に富む部分もあって、学ぶことも多い。
セイディが授業で作る「ソリューション」は衝撃的だし(自分でそんなアイデア思いつくかと言われたら絶対に思いつかない)、ストーリーの中で根津神社が出てきたり、家族と大事な人との付き合い方だったり、etc.
完璧な人間などおらず人はそれぞれ違って、だからこそ物語は面白いし、この小説を素晴らしいものにしていて、また多くの人を惹きつけているように思う。サムの成長はまた重要な要素の一つ。
個人的なブログに個人的な感想を書くので許容いただきたいが、非常に長い、と感じた。なかなか読み進まなかったし読了に多分3-4ヶ月かかった。
後半は展開もあってだーっと読めたものの、そこまでも長い。。
大事な部分も薄れてしまうというか、忘れてしまうというか、、
個人的には強くお勧めしないものの、評価のとても高い小説であり、興味がある方は、ウェブ上に多数の書評や評判があるれているので探して見ていただければと思う。
今回の記事は、読んだ本の記録として。。