一年前の子どもの写真を見て、こんな時期もあったねぇ、と思いにふける。
僕は記憶力が悪い。3歩歩いて忘れるなんて日常茶飯事。忘れたことにすら気づかない、というタイプ。
メモしたことも忘れるので、書いたメモをどうやって後日目に入る仕組みを作るか、に頭を使う。
視野も狭い。全然見えてないよね、とよく言われる。
見たつもり、でもみれていないもの。こと。
美しき景色、子どもの成長、忘れたくない瞬間。
その瞬間気づいてなくとも、後で写真で振り返って気づくことも多い。
本能的に、脳の奥の方で、その瞬間を写真に残したい、と思っているのかもしれない。
動画もいいけれど、写真にはその一瞬を残す性質がある。目は動くものを追いかけてるから、瞬間を止める写真に魅力を感じるのかもしれない。
だから、写真を撮る魅力的なカメラはなくならないでほしい。いつも持ち歩きたくなるコンパクトさと軽さ、クールなデザイン、心に残る写真。
最近は機能を追いかけたり動画性能を強化したモデルがよく出る。それはそれで必要なんだけど、写真にフォーカスして、コンパクトさとお求めやすいプライスを意識したモデルの継続開発もお願いしたい。
ライカM型は最新モデルでも写真しか撮れない。
でも買って愛用してる人はたくさんいる。たとえ高額でも。
そんなカメラをラインナップに1台はぜひ…、各メーカーさんどうぞよろしくお願いいたします。