ライカを持って通勤、を3日ほどトライしてみた。
使う駅は一緒。違うのはカメラを持っているかどうか。
ところがこれが思いのほか違いを生む。
カメラを持っていると、無意識に光を探したり被写体を探すらしい。目の行き場が変わったり、何かそこにある物語を想像するようになる。
自然と視野は広がるし、広い範囲を見るようになる。
そして写真を後から見るとまた別の気づきがあったりする。
雲の広がり。
花。
人。
公衆電話なんてあったっけ、とか。
終電近くの時間でも一部の照明をつけてるんだなぁ、とか。
カメラを持っていると、光を追いかけるようになる。そこに光があれば、つい足を止めてしまう。
おそらくスマートフォンがカメラ代りではダメで、いつもの日常と意識が変わらないと思う。
ザ・カメラを持ち歩くからこそなのかなと。
最寄りの駅までカメラを持って歩く。帰り道もカメラを持って歩く。
不思議なもので普段なら見逃しているモノや景色が意識に入ってくるようになる。
感度が上がるというか。
カメラを持って歩くこと、の意味を最近感じた次第。
通勤中など、試してみると、何かしら発見があると思います(ただし出勤時の荷物が重くなります)。