スマートフォンで文字をたくさん打ちたい。外出先での文章入力速度を上げたい。
こう思ったのはこの春。そしてすぐに購入したのが折り畳み式キーボード。
しかし結局手放すことにした。
今回は久々に失敗したお買い物について書きたいと思う。
なぜ失敗したのかを反省しつつ今後に活かしたい。
折りたたみ式キーボードを購入した理由
仕事で外に出て、スマートフォンでメモを書いたりそれをそのままメールに貼り付けたりすることを想定していた。実際そのような機会はある。
また、昨今はチャットアプリなんかでコミュニケーションを図るときもある。ダーっと入力できるとありがたい。
僕はずっとキーボードでの文字入力を主としてきたので、キーボード有り無しでは入力スピードが圧倒的に違う。
ということで探したのが折りたたみ式キーボード。以下のスペックで探した。
- コンパクト(持ち運ぶので)
- USキーボード(MacBookもiPad Proこれなので)
- デザインはスマートなもの(折角買うなら)
そこで見つけたのがPlier[プリエ]のもの。
Plier 3E-BKY6 折りたたみ式Bluetoothキーボード
購入したのがこちら。
スタンド一体型二つ折りキーボードとパッケージには記載されている。
中には本体と充電用ケーブル、ソフトケースが入っていた。
折りたたみ式といっても縦長になるタイプで、カバンにすっと入れることができる。とてもスマートなデザイン。
本体を開くと、こんな感じ。
スマホなどのデバイスを立てるスタンドが一体となっていて、iPhone Xをセットするとこんな感じ。
デバイスは3台まで接続して切り替えることができる。
例えば仕事用のiPhoneと自分のiPhoneを登録・接続しておいて切り替えるといったことが可能。
充電する際はケーブルを接続。
連続使用時間は約50時間とあまり気になるほど短くはない。
使ってみての感想
デバイスとの接続は最初戸惑ったが、一度設定してしまえば後は簡単。
入力もiPhoneを持って手で入力するよりも、キーボードの方がやはり早い。
デザインも悪くないし、さっと広げてiPhoneをセットするのはストレスなく簡単。
ただ、思ったよりサイズが小さい。ここはコンパクトさとトレードオフなので難しいところ。慣れずに結構ミスタイプをすることが多かった。
値段は5000円くらいだったと思う。盛り込まれた機能などを考えるとそのくらいするかなーという感覚。
買ってから最初の1−2か月は結構使ったのだけど、気がつくと使わなくなっていた。。いい値段してるので、もっと活用したいところだったけど…
使わなくなってしまった理由
ここがポイントなわけだが、結局気がついたら使わなくなっていた。
まず、コンパクトであるとはいっても荷物にはなること。1つ荷物が増えるというのは思いのほかストレスがあった。僕には。
また、充電もずいぶん持つとはいえ永遠に使えるわけではないのでケアしなければいけない。
そして、慣れれば解決するとは思いつつ、思ったよりもミスタイプすることが多く、それもストレスになった(iPhone直接入力よりキーボードの方が早いとはいえ。)
こういったちょっとしたストレスの積み重ねが影響してか、気がつくと持たなくなっていた。
最近は自分のiPadをいつも(仕事でも)持ち歩いているので、メモを取るだけならこっちの方が断然早い。メールも打ててしまう。これも大きかった。
「iPhone持って、iPad持って、さらに外付け折りたたみ式キーボード持つ?」となったとき、折り畳み式キーボードが追いやられ、カバンに入ることがなくなってしまった。
おわりに
折りたたみ式キーボードとしてのクオリティは高い。コンパクトさという点では群を抜いていると思う。だから目的が合致する人にはすごくいい商品だろう。
特にタブレットを持たず、スマートフォンは画面大きめ(iPhoneのMaxシリーズ等)という方には魅力的なのではないだろうか。
僕は活躍をイメージして購入したが、結局使ったのは最初だけで使わなくなってしまった。
使っていないのなら手放し、誰か必要なところに行って活躍してもらった方がいい。ということで売却。
今後こういったガジェット系を買う際に考慮すべき点が明確になった。
「もう一つ、カバンに入れるモノが増え、ケアすることが増加することになったとして、それでも使いたい程のメリットを享受できるのか?」
ここがポイントのようだ。
もちろん買って使ってみないと分からないこともある。だから難しいのだけど、久々に買ったけど使わなくなってしまった経験をしたので、考えたことをメモしました。
なお、これは僕が買い物を失敗したという話であって、本商品自体は素晴らしいと思います。
では。