奥さんにリフレッシュしてもらうために、2日間を2歳ちょっとの娘と2人で過ごすことにした。色々大変だとは思いつつ、世の皆さんは子供を世話しているわけで。
いつもは分からないことがあれば聞けばいいけれど、この二日間は聞けないし助けてももらえない。これはこれでとても新鮮だったので、メモを残しておきたい。
自分にとってとても新鮮だったけど、なにより子供とずっと過ごす時間はとても楽しいものだった。
今日の記事はひたすらベタ打ちなので読みにくいかもしれないけど、自分自身のために残すメモです。なお、子育てで1人で一日中子供をみたことがない方はぜひ一度やってみることを強くオススメします。
とある1日のお話
朝起きたらまずは水を飲ませる。水分補給は重要。
続いておむつを変え、そのまま体と体を拭いてクリームを塗って着替え。なかなかスムースにいかないが、あまりご飯の時間が遅くなってもいけないので、頑張る。
すぐにご飯の準備をしたいところだが、朝食の時間に洗濯機をまわしておきたい。すぐに脱いだパジャマとその他の洗濯物を洗濯機に突っ込む。
お風呂に残っている水を使うので、ホースをお風呂に突っ込むのを忘れてはならない。
どこまで風呂水を使うのか(洗濯だけ?すすぎまで?とか)、洗濯機で設定が必要だがよくわからない。
いつもお母さんと一緒にスイッチを押していて、洗濯機のどのボタンをどの順番で押したらいいかを知っている娘。洗濯機のスタートを一緒にやってもらう。
洗濯が終わった後に柔軟剤の量が少なかったことに気づいたのはナイショだ。
さて、洗濯機を回したらすぐにご飯の準備。
ここで野菜のトマトが残り0になることに気づく。後で買いにいかなければ。
子供のパン、自分のパン、野菜、フルーツなど準備し「いただきます」。
ご飯が終わったら、食器を片付けて洗うところまでやる。お昼も使う食器やフォーク、箸などがあるので、ここでやっておかないと後で破綻する。
そうこうしている間に洗濯機が「ピーピー」と完了したことを知らせてくれる。
そうこうしている間に、部屋はおもちゃでちらかっている。
それはおいておいて自分の準備(着替えなど)を速攻で完了させる。
ゆっくりコーヒーでも飲みたいところだが、そんな時間はない。
すぐに洗濯機から衣類をとりだし干す準備をする。子供も手伝いたがるので、何枚かあげて一緒にハンガーに通す。適当に物干し竿に干して、とりあえず洗濯のミッションはほぼ終わったも同然だ。
と、思うなかれ。
お風呂の水はここで抜いておく。後でお風呂を洗うときに水が残っていると、それが抜けるまで待つ時間ももったいなく感じるものだ。ここで栓を抜くことを忘れないようにする。
その後、布団をたたんでしまう。
さっとすませる。
続いて今度は散歩に出る準備。余裕があればショッピングセンターまで行って、ウロウロしたい。
外出中に何が起きるかわからないので、いつも通りの準備が必要。オムツ替えセット、着替え、おやつを持ち、飲み物も準備する。
お出かけ前にはもう一度オムツを確認。
靴下は何色にするー?と確認しながら出発。この時点で10時。
残念ながらベビーカーには乗ってくれないので、一緒にゆっくり歩きながら散歩。何かあったらと思いベビーカーは持っていく。荷物もろもろも乗せて。
散歩中に公園でどんぐりを発見し、ひたすら遊ぶ。
奥さんに状況を送るため、写真や動画の撮影も欠かせない。
続いて拾ったどんぐりを持って帰るのかどうか、が問題となる。おいていきたいが子供は持って帰りたそうだ。
虫が残っていると後で大変なことになるらしいので、持ち帰ったら冷凍庫で冷やしたり、煮たりという工夫をするものらしい。
それは帰ったら悩むことにして、一旦ティッシュで包んでベビーカーのカゴにしまう。
さぁお昼ご飯前に帰宅だ。
家を出てからの移動中はとにかく水分補給に気を使う。脱水状態になるのは避けなければいけない。適宜水を飲んでもらう。
家に帰る途中、子供が疲れたのかだっこをせがむ。しかしこちらも疲れてきている。
「だっこ」
「ベビーカー乗ろー」
「やだ、だっこ」
無理やりベビーカーに乗せる
「やだー、だっこー!」
このやりとりの結果、片手で抱っこしながらベビーカーを押すことになる。
なかなかしんどい。ベビーカーは持ってこなければよかった。。と思うもこればかりは難しい。移動中に子供が寝てしまった場合、ベビーカーがあった方が移動もしやすいし。
トマトを買わないといけないので、帰り路にスーパーに寄り道。「だっこ」の連続攻撃にあうため、だっこしながらお買い物。会計はSuicaで。片手は子供を抱えている。Apple Watchに設定したSuicaが大活躍。
自分のご飯を準備するのがめんどうなので、370円のお寿司の詰め合わせで済ませることとし、トマトとそれを買って帰る。
家に帰ったら、靴を脱ぐ。こんなときに役立つのはバンズ の「スリッポン 」。さっと脱げる素晴らしさは子育てをすると格段に最高に感じる。
しかしここでわが子「一緒に座って脱ぐー」。
自分が座って脱ぐからお父さんも座って脱いでね、ということらしい。
スリッポンの威力を発揮できず残念だが、仲良く子供と一緒に時間をかけて靴を脱ぐ。
さて、どんぐり拾いをたくさんして汚れた手を洗う。
続いておむつを確認。交換。
ご飯の準備は、冷凍してもらっている食品をチンしたり、フルーツを切ったり。
さっと準備をして、「いただきます」。
ご飯中は基本手が離せない。
気がつけば1時を過ぎている。
食べ終わったら、朝と同様に洗い物を済ませておく。
おもちゃである程度遊んだのち、外を確認したら洗濯物が乾いていたので、それを取り込む。
子供の洋服はなんとなくそれらしい棚にしまう。きっと場所はあっている。バスタオルはわからないからお風呂場の棚へ。
一番困るのは中くらいの大きさのタオルたち。毎日見ているようでわかっていないもので、何用のタオルなのか、どこにしまうべきなのかがわからない。とりあえずその辺にたたんで置いておくことにする。
そのあとはすぐに昼寝の準備に取り掛かる。
昼寝が遅くなると、起きるのも遅くなり、それがお風呂の時間や夕食の時間、最終的には夜寝る時間に影響する。
昼寝用に布団を敷いて、ちょっと暑いかなと感じたのでエアコンをつける。
寝かしつけをするものの、なかなか寝てくれないのが常だ。たくさん遊んでテンション高めの子供を寝かしつけるのは難しい。
そうなったら必殺寝たふり。
長きにわたる戦いののち、ようやく子供が昼寝した。
とともに自分も落ちる。
気がつけば、2時間ほど寝てしまい、子供と一緒に目が覚める。4時だ。
水を飲ませてあげて、今度はおやつの準備。
お父さんはここで本日初のコーヒータイム。美味い。
片付けのタイミングでゴミ箱がパンパンになっていたので、それらをまとめる。わが子も散歩したそうだったので、ゴミ捨てついでにお散歩。
ついでに近くのスーパーに寄って夕食で使えそうなものを買う。
帰ってきたら、お風呂の準備だ。
お風呂を洗い、お湯を貯める。タイマーをセットして溢れることを防ぐ。タイマーはApple Watchでセット。どこにいても腕につけているデバイスが時間になったら教えてくれる。ありがたい。
お風呂から出た後にあたふたしないよう、タオル・着替え・おむつ・ドライヤーなど一式を用意しておく。
子供とお風呂に入ったら、パジャマを着せて、ドライヤーをかけるところまで通して行う。ドライヤーを嫌がって逃げるのはいつものこと。追いかけながら髪を乾かす。
さて気がついたらあっという間に6時半。
夕食の準備をしなければ。
おもちゃで荒れていてお片付け、などとココも色々あるのだが、書くのも疲れてきたので省略。
一生懸命食べてもらって、片付けまで行う。
そうだ、今日はラグビーW杯の日本代表の重要な試合。
日本vsスコットランド戦を見るためTVをちょっとだけつける。
前半で素晴らしいトライがいくつか決まる。思わずガッツポーズ。わが子も真似してガッツポーズ。楽しそうでなによりだ。
20時から20時半には寝かしつけないといけないから、ラグビーW杯の日本vsスコットランドも最後まで見れない。
子供が優先。
勝利を願いながらテレビを消す。
ここで最後の関門「はみがき」。
なかなか歯磨きさせてくれないが、粘り強く話かけ、歯磨きをさせてもらう。
寝る前におむつを替えて、寝室へ。
とまぁもちろん寝室にそのままいってくれず、お人形さんを色々と集めて…etc.
寝かしつけはもちろんスムースにはいかないが、最後スヤスヤと寝るまで確認。やはりわが子はかわいい。
そんな感じで気がつけば夜9時過ぎ。
ラグビーの日本代表が決勝トーナメントに進出したことを確認してホッと一息。
Twitterを見たり、ネットサーフィンをしながら休憩。
感想
1人で子供を見るというのはこういうことなのか、と。
みなさんこんな生活をしているのだなぁ、と。
大変さを知っているのと、実際にやってみるのとでは大きな違いがある。
これは仕事でも何でも一緒だ。
何事も自分で本当に経験してみないとわからないもの。
奥さんには丸二日羽を伸ばしてもらい、自分で子供をみることにしたけど、これはいい判断だったしとても貴重な経験ができた。でもみんなこれを当たり前にやっている。
何に時間がかかるのか、何を気をつけないといけないのか、誰かに助けてもらえない状況になったとき、はじめて色んなことに気づく。
今日の記事は長くなったけど、これで1日分。2日分なんて書ききれない。そんでもって、冷凍用の子供のご飯の準備とかその他の庶務はあまりやっていない。
あと、あまり書いていないけれど、気がつくとおもちゃが散らばっているので、適宜片付けるということをやっていたりする。
この大変さはやっぱりやってみないと分からないかなと感じた。
子供と2人きりで過ごしたこの2日間は僕にとって一生思い出に残るだろう。
わが子はこの二日間とてもいい子だった。ありがとう。
また今度これをやってみよう。当たり前にできるようにならないと。
次は一緒に旅行もいいかな、なんて思っている。