等々力渓谷は京急大井町線等々力駅から徒歩5分ほどに位置する、東京23区内唯一の渓谷である。
子供にもいろいろな経験をさせてあげたくて。ちょっと違う場所を散歩するのもいいよね、ということで先日等々力渓谷に行ってきた。
ベビーカーで行けるのか、抱っこひもじゃないと無理なのか、調べてもよく分からなかったので両方持って訪れることとした。せっかくなので今回メモを残すものです。
なお結論としては、「ベビーカーを押しながら進んでいくのは難しい。抱っこ紐なども準備していくとよいでしょう。」です。
等々力渓谷
等々力渓谷では、1kmほどある遊歩道を歩きながら四季折々の変化を楽しむことができ、都内でアクセスも悪くないことから人気のスポット。東京都指定名勝にもなっている。
以下の写真は橋の上から撮影したもの。谷沢川沿いに遊歩道が整備され、人々は自分のペースで散歩を楽しんでいる。
この景色だけ見るとベビーカーでも行けそうな気がしたが、それは間違いだった。
ベビーカーを押しながら等々力渓谷を移動できるのか?
結論から言うと、ノー(No)。
ベビーカーを押している人にもすれ違ったが、我が家には無理だった。写真とともに見ていこう。
等々力駅から等々力渓谷へ
駅から等々力渓谷の入り口までは基本平坦な道が続く。ベビーカーから子供をおろすことなく、何ら問題なく到着できる。
しかし、等々力渓谷入口に到着していきなり挫折。
階段で降りないと遊歩道に辿り着かない。一旦諦めて別の入口を探すことに。
日本庭園側の入り口から渓谷に入ってみた
等々力渓谷には何箇所か入り口が用意されている。等々力駅から一番遠い側(日本庭園のある方)にも入り口があり、坂を下っていくとたどり着く。ここまでは階段もなく、ベビーカーを押しながら行くことができた。(かなりの遠回り)
下の写真は日本庭園の入口(かぶき門)。入り口に”足元に注意”と書かれている通り、段差や階段が多く、ベビーカーで庭園内を移動することはできない。
なかなか雰囲気があって、散歩にはよいと思う。
渓谷内の遊歩道
日本庭園側から渓谷に入り、しばらくはベビーカーを押しながらでも進むことができる。
しかし、途中で道がすごく狭くなったり、段差や隙間があって何回もベビーカーを持ち上げないといけなくなったり、という状況に遭遇。
大変だし、前から来る人や後ろを歩いている人たちにも迷惑がかかる、ということで抱っこ紐に切り替えることに。
夫婦で分担して片方がベビーカーを運んで、片方は抱っこ紐で子供を、というかたちとした。
途中で橋をわたるところもあれば・・・
すれ違うのも気を使う細い道も。。。
この写真だと歩道のブロック間にグレーチングが敷かれているが、それがないところもあって、子供を乗せていないベビーカーを持ち上げて移動するのすら結構手間だった。
等々力駅から一番遠い側から入ったので、出るときは駅に一番近い渓谷入口から出て(階段を登って)そのまま駅に向かった。
まとめ
ベビーカーを押して等々力渓谷内を入口から出口まで進んでいくことは難しい、とお伝えしたい。
中にはベビーカーを押している人ともすれ違ったので、コツがあるのかもしれないけど、初めて訪れる方は別の移動手段(抱っこ紐等)も準備していくことをオススメします。
ただ、散歩するにはとてもいいところでした。迷惑のかからないように楽しみましょう。