「一流選手の親はどこが違うのか」杉山 芙沙子 (著)
これはテニスプレイヤー杉山愛さんのお母さんが書いた本である。
以前一度誰かにこの本を貸したら、返ってこなくなってどこに行ってしまったか分らないのでkindleで電子書籍を書い直した。きっと借りた人も読み込みたくなってしまったのかも、と思っている。
改めて読み直してみて、子供を育てる上で大事なことは何か、ヒントとなることがたくさん書いてあると実感した。
子育ては正解があるわけでもないし、悩むことばかりだと思うけど、この本には「試してみようかな」と思えることがたくさんあるので興味のある方にはオススメしたい。
何点か僕が気に入ったポイントと思うところをメモしておこう。
心に残った3つのポイント
1. 子育ては子供を待つものだ、と考えると親も楽になる
やっぱり自主性を大事にすることが大事。自分で考えて行動してみて失敗を通じて学ぶ、っていうことは大切にしてあげたい。
親が色々やってあげたくなってしまう時もあるかと思うけど、子供のためと思って待ってあげることも大事だということを頭の片隅に置いておきたい。
2. 色鉛筆、紙、のり、セロテープ、ハサミなどを常に持ち歩いていつでも机遊びをできるようにしていた
こちらも参考にしたいと思えた取り組み。
僕は子供にはクリエイティブさを持ち続けてほしいと思っている。これからの時代は言われたことをしっかりできるだけじゃいい仕事にはつけないフェーズに入っていくと思うから。
自分の頭で何かを考えて創り出す、ということを続けてほしいな、と考えている。
ただ、これを気にいるかどうかはは子供次第。。全く興味を示さなかったら強制はしないかな。
3.他の子供と比較して本人に、他の子は〇〇なのになんでできないの、とは言わない。
こちらも意識しなければ、と思った内容。
他の子と比べたくなる気持ちはわかるけど、そうしないようにしたい。一人一人成長の速度も得意なことも違うのだから。
あまりにも一般的な成長と違うともちろん不安になるので、そういったところはもちろん確認していかなければいけないのだろう。なにぶん僕は経験が豊富ではないので、勉強しながらの子育てになる。
おわりに
ふと手に取った「一流選手の親はどこが違うのか」という本は、多くの示唆に富む良書だった。さらりと読めるボリュームもありがたい。
きっと子育て中は目の前のことに必死になって、自分自身にも余裕がなくなってしまうだろう。この本を定期的に読みながら、子育てをじっくり行なっていきたい。
我が子のために。
子育てにあたってオススメの本
- 「家族を笑顔にするパパ入門ガイド」は子供が生まれる前から読んでおいた方がいいぞ。
- 「子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ」を読んで。子どもが生まれたら、とにかく一回目を通しておきなさい、とアドバイスしたい本