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麦わら帽子

仕事と麦わら海賊団理論。各個人が外部でレベルアップしたら強くなるのでは。

2024-02-25Engineer-Work,View

僕がよく、漫画ワンピースの麦わら海賊団に例えて表現することがある。

「みんな一度散り散りになって、またパワーアップして集合したらチームはもっと強くなるのに」

ワンピースを読んでいて思うのは、多様性の重要さ。1人1人個性があり、チームを組んで実力を発揮する。

麦わら海賊団はシャンボディ諸島で一度散り散りになってしまうものの、2年後各々がパワーアップして再会する。

一人一人がそれぞれ散り散りになって、自分を見つめ直し、自らの武器を磨いてレベルアップする。

昨今、離職率が問題になったりするが、また戻ってきて、というパターンがあっても良いのではと思う。むしろそれが多い方が、長い目でみてその会社の実力向上につながるのではないか、と。

1つの会社で仕事をしていては視野は広がらない。会社が違えばこんなに違うのかというほど文化が違う。社会人になってから幸運にも一時的に外に出してもらったことがあり、実感した。そういえば学生時代、マックでバイトをしていたが業種が違えば当然文化も違った。別の国の会社なら尚更だろう。

野球は全員が4番バッターでは成り立たない。多様な選手がチームを組むからこそ面白いし強いチームになる。他チームから来た選手の存在が大きいことも多いと思う。

違うチームに移籍して環境を変え成長する選手も多い。中には大リーグに挑戦する選手もいる。そして戻ってきて活躍する選手も。

サッカーでもヨーロッパリーグに挑戦し、Jリーグに戻って多くのものを還元している現役選手も多い。

何年か外の世界に出て全力で仕事に取り組む。自分のことを知らない人たちに入って実力を認めてもらうのは大変。海外に挑戦するプロのサッカーと同じ。会社が長い目でみて育ててくれようとするなんて思ってはいけない。目をギラギラさせチャンスを掴み、実力を認めてもらえないと放出されてしまう。

でも、そこで頑張って壁を乗り越えると一皮剥けるはず。

そうやって成長した人がまた元の会社に戻れば還元できることも多いに違いない。

これを僕は麦わら海賊団に例えてよく話す。

一度1人で外に出る。戻ってくればチームはさらに強くなる。

だからみんなどっか行った方がいい、とはもちろん言わない。麦わら海賊団と違うのは、組織の仕事を止めるわけにいかない点。あと、僕はあっちの方がいいことがわかりました、という人はきっと戻ってこない。まぁそれはそれ。違う会社にいても、どこかで一緒にビジネスのチャンスが巡ってくるかもしれないわけで。

実際は一部の人しかその経験はできないであろう。それでもなお、企業は人の入れ替わりが当たり前にならないといけないと思う。変化激しく専門性が問われる現代、今の日本の古いやり方で世界で勝負できるとは思えない。日本企業が純血主義でやっていける時代は終わりに近づいている。レジェンド的な選手がそのチームに重要なことは理解している。そういう人は外から来る人に負けないよう日々研鑽が重要となる。

今後10年の日本の人事システムの変化がどうなっていくのか。興味は尽きない。

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Yo
エンジニア(Mechanical)。日々の生活や読書、仕事などから学んだことをまとめます。
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