どこで引っ掛かったか記憶にないが、目に入って気がつけば購入していた「リーダーは話し方が9割」著者:永松茂久、を読了。
分量は多くないものの、すごく大事なことがたくさん書かれていてそれでいて読みやすい。
もっと早く出会っていれば…と思いながら読み進めた。
リーダとしてどう話すか、テクニックの部分の記載もあるが、本質はそこではない。本書はいろんな視点から重要なポイントを説明してくれる。
言われればわかるけど、あなたそれできてますか?と聞かれたら難しいというか。
相手にフォーカスするということ。
気がついたら日常に落とし込めている、そんな状況になるまで定期的に読み直したいなと思った。
なお、表紙のサブタイトルに「100%好かれる話し方のコツ」とあるが、これはミスリードというか、編集者によるサブタイトル付けと推測するし著者も認めてるのだろうけれど、ココはちょっと違うかなと感じた。そこが重要ではない。こう書くと売れるのだろうけれど。
おわりに
この本を20代、遅くとも30代前半に読んでおきたかったなと。発行日が2022年12月なので、僕にはそれは不可能だったのだが。。。
学生時代を含め、リーダーをやる機会があれば経験から身につくものもあるだろう。ただ、全ての人がそうではないはず。本書に書かれていることは、別にチームのリーダーやマネージャーに限ったものではない。仕事をすれば、担当者であれど誰かしらと一緒に仕事をすることになるし、主担当ならリーダーシップを持って進めなくてはいけない。また、お子さんのいるお父さんお母さんにも役立つ内容もある。
そういう意味で、できるだけ早いタイミングでこの本を読むとすごく役立つのではないかと思う。本書は幅広い層を対象としていて文章もわかりやすく、さらりと読める。
若い人に(もちろん中堅・ベテランにも)強くお勧めしたい一冊。
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