今後世界での位置付けがさらに高まる国、インドについての今とこれからが述べられている本、「2050年インド経済 急成長する巨大市場の現在地と未来図」小林義崇 著、を読んだ。
インド各地を訪れ、取材し、書かれた本書。さらりと読めるが、知っておくべきインドの今が感じられるのかなと思う。
モディ首相の功績が大きかったことはこの書籍で知った。国のトップのセンスって大事だよな、と。
アーユルヴェーダやヨガは前から取り組んでみたいと思っていたが、本書でも解説される。インドはこれらに力を入れており、市場規模は拡大。ただ、課題もあるようで、そのあたりサステイナブルか否かのバランスに注目していきたい。
中盤からは、現在5~25歳のZ世代のトレンド・傾向を調査しながら、2050年がどうなるかを考えていく。2050年に30~50歳で国の中心となる今の若い人たちがどういう世代なのか、重要であると。日本はどうなるのかななんて思いながら読んだ。
後半はインドでの企業や投資について。
著者小林さんは元公務員で国税で仕事をされていた方。どのような経緯で今のライターの仕事に移ったのかのエピソードも本書では語られる。変化の激しい時代、明日も今日と同じを目指さすのではなく、今日と違う明日、違う自分を目指すのが大事だよなぁと。違うところでも学ぶところがあった一冊。
これからの時代を生きる上で、インドという国を視野から外すことはできない。本書はさらりと読める分量なので、今後のニュースの見方もきっと変わるであろう最初の一冊としてすごくおすすめです。
個人的には、インドにすごく行ってみたくなった。生活するのではなく、ひとまずは旅行で。。。
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