最近、タイトルの書籍を読了。各専門のクリニックの先生や研究所の方たちとの対話を通じ、各分野・テーマから認知症予防につながる話が学べる。
それではいくつか印象に残ったことをメモしていきたい。
まず40代くらいからの生活が重要であること。ふむふむ。僕はもうよく考えながら生活した方が良いと言うことか。。。
確かに昔の人たちの寿命を考えても、体はこれから劣化していくのみ。現実をよくみなければ。。
学びの一つ目は歯周病が認知症に悪さをするという点。
噛むと歯の周りが押され沈む。それにより血管が圧縮され、脳に血液がポンプのように送られるらしい。一回の食事で600回ほど噛むと、2リットルほどの血液が送られる計算とのこと。
なるほど。噛まなくなると脳に酸素が送られなくなるようだ。歯は大事。
また、口内環境を良くすることも重要。口に入ったものがそのまま体の中に入っていく。
歯を大事にしよう、定期的に歯科検診に行こう、この本を読んでも改めて思わされた。
歯のテーマの次、ミエリン仮説が出てくる章は、専門用語が多く、難しくて理解できず。。
続く章はインソールの話から、歩行、それが脳に及ぼす影響。
歩くことも重要である。
最後は認知症の治療法がテーマ。脳の内部構造や治療方法は今も研究が進む。まだまだこれから大きな変化や発見がある分野なのかなと感じた。
ザーッと読んで、以上が思ったことのメモ。
本書を読んでの感想
内容はところどころ難しくて全く理解できなかった。流れを追う感じ。
全編読んで思ったのは、いつも健康的に暮らしなさい、ということ。歯、歩行、運動、十分な睡眠時間など、それらが将来の健康を作る。
年齢を重ねると、何かが崩れたらなし崩し的に脳も劣化してしまう印象を持った。だから、健康であるうちにそれを維持・向上する取り組みが重要である、と。
保険みたいなもの、先行投資のようなもの。時間を先に使って置くことで、後でたっぷりと回収できるということだろう。
ブログ書きたいな、と思うと少し寝る時間を削ったり、外出せずぱちぱちタイピングすることになるわけだが、ブログの頻度は落として(ただでさえ落ちてるんだが)、子どもと公園を走り回るくらいがいいのかな、といつも通りの結論に至った。。
興味がある方は読んでみてはいかがだろうか。いつものごとく万人にはオススメしないけど、気になる人は読む価値がある本と思う。
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