PE試験は受験者数も少なく、情報があまりない。今回の受験にあたって、どのような参考書を使ったのか、この記事でまとめておきたいと思う。
無事 PE試験をPASSすることができたのはこれらで十分に勉強できたから。人それぞれ知識や経験の度合いが異なるが、参考にしてもらえればと思う。(MechanicalのうちThermal and Fluid Systemsを受験してます。)
なおPE試験にたどり着くには、まず受験資格の確認・そしてFE試験(一次試験)をパスする必要がある。これから受験を検討される方は、以下の記事をまず一読いただければ。
Professional Engineerへの道。FE試験に登録する手順。まずは最初のステップを。
また、以下のタグからプロフェッショナルエンジニア受験に関する記事の時系列一覧に飛べます。
勉強に使用した参考書など
まずは使ったテキストから紹介。
分厚い参考書は購入していない。CBT(Computer Based Testing)の受験で参考書は持ち込めないので、電子で手に入るものを中心に購入した。
PE Mechanical Reference Handbook
CBT試験において、唯一参照できるReference HandbookはNCEESのサイトからダウンロードできる。電子版はお金がかからない。
これをiPadに入れて勉強。
参考書
Reference Handbookはあくまで公式集やデータ集。それを使ってどうやって問題を解くかは学べない。
そのための参考書が必要。
FE試験のときにお世話になった参考書が価格も内容も十分だったので、PE試験版も購入した。
Thermal and Fluids Technical Study Guide- Engineering Pro Guides
42USD
こちらもPDFなので、iPadにダウンロードして勉強。試験予定の3ヶ月前くらいに購入。
誤字とか重複箇所とか気になったけど、この価格でこのボリュームはありがたい。理解するには十分な内容だと思う。
NCEES問題集
NCEESの公式サイトからPractice Problems 問題集を購入。
FE試験で十分に問題集での練習が必要であることを実感したので、公式の問題集を入手することにした。
本体は4000円ちょっと。しかし何と郵送費が9000円くらい。
・39.95USD practice problem from NCEES
・85.73USD shipping Fee
アメリカから郵送だからなのかやたらと高い。悔しいが合格したい気持ちが勝り、僕は購入した。
なお、手配から到着まで1週間ちょっとかかった。余裕を持って手配したほうがいいと思う。
その他の問題集
問題集を解くことの重要性をFE試験で実感したため、公式問題集とは別にもう一つ購入することにした。試験の1.5ヶ月前くらいに購入。
こちらはテキストと同じ作成者のものにした。
Mechanical PE Thermal & Fluids Full Exam – Engineering Pro Guides
42USD
PDFで手に入る。価格はNCEESの問題集と同じくらい。
PE試験にかかった総費用
ということでかかったお金は…
35,000JPY for PE試験出願料
400USD for PE試験受験費用
125.68USD for practice exam (NCEES)
42USD for text (Engineering Pro Guides)
42USD for Full Exam (Engineering Pro Guides)
1ドル110円で計算すると約99,000円!
FE試験の費用もプラスすると10万円を軽くオーバーする。
計算すると恐ろしいが、それでも取得することを決めたので自己投資だと思って頑張った。取得できれば、お金では測れないものが得られると思っているので。
これから受験する方に、少しでも参考になれば幸いです。
続きの記事
- PE試験のために準備・勉強したこと。受験してみての感想【Professional Engineer】(2020.10.12)
- Credentials Evaluationを完了するまでの手順【米国PEへの道】(2021.6.29)