僕は過去に韓国を4回ほど訪れたことがある。
一回はソウルに旅行で。
三回は釜山に仕事で。
釜山に行ったのはオーストラリア在住時。
釜山の街を歩いて思ったのは日本に似てるな、ということだった。建物が所狭しと建てられている景色だったり、道の幅、路地裏の雰囲気….
当時オーストラリアに住んでいたからかもしれない。欧米の方が日本人や韓国人、中国人の外見の違いをパッと認識しにくいように。オーストラリアの街並みにだいぶ慣れ切ってからの韓国渡航だったからそう感じたのかも。
日本にずっと住んでて韓国に旅行に行ったら、外国だなぁ違うなぁと思ったかもしれない。
言葉も違うし、食事も違うし、文化も違うので、違うところはたくさんある。でも当時住んでいたオーストラリアと比較したら、日本と韓国は似ている。そう感じた。
釜山には仕事で行ったものの、3度目の渡航は2週間の長期滞在期間であったので、釜山エリアを1日回ることができた。
普通の街があって、主要な都市には商用施設があって栄えていて、少し動けば魚市場があったり、お寺があったり。
釜山タワーからの眺め
活気があったジャガルチ市場。
ジャガルチ市場では魚料理を食べられたり
お寺も訪れた。海東龍宮寺は海の側に建てられたお寺として有名。
海に隣接するお寺。
言葉は違う、文化も違う。
だけど、似ている。そう思った。
教育の問題なのか、歴史的な背景でどこかでうまくいかなかったのか、どうも日韓関係というのはニュースによく出てくる。
言いたいことは言うべきだし、しっかり協議をすべきだけど、相手が一方的ならやり方も考えないといけない。交渉ごとだから。
お互いうまくコミュニケーションできているのだろうか、というのは個人的な疑問。相手のことをよく知っているのだろうか。お互い知ろうとしているのだろうか。
国外に敵を作ることによって政治をやりやすくする手法はよく使われるが、それは全体最適なのだろうか。
当時韓国を訪れたときに、日本と似ているな、と思ったが当たり前といえば当たり前の話。
東アジア系でルーツが同じと言われているから。近年のDNA解析から多くのことがわかっているそうで、日本人、中国人、韓国人は同じ大陸系統であるらしい。
参考図書:「もっと言ってはいけない- 橘玲」
それぞれの持つ歴史感‘や立場があるのは重々理解した上で。
なんかもっとうまくできないものなのかな、隣同士。そんな風に思う今日この頃。