エンジニアが学んだことをお伝えします

   
2019-06-08    Book, Engineer-Work
   

「日本人が海外で最高の仕事をする方法」を読んで。海外で仕事をするにあたって大切なことを教わる

日本人が海外で最高の仕事をする方法

「日本人が海外で最高の仕事をする方法ースキルより大切なもの」を読み終えた。

本書のテーマは「人志向」によって海外で楽しく効率的に成果を上げる、ということ。

著者の糸木公廣さん(現在はシンクグローブ・コンサルティング代表)がSonyに在籍していた際に海外9カ国で仕事をしてきた経験、成功と失敗、そこから学んだことを記されている。

これだけの経験をお持ちの方も少ないだろう。

自分が海外で働くにあたって、糸木さんの行ったことを真似できるか?と聞かれたら真似できないと思う。
それほどにこの方のコミュニケーション能力、マネジメント力はすごい。それは本を読んでいるとよく伝わってくる。

日本人が日本で働いてもそれほどの成果をあげられるか?それすらも難しいのではという印象。それを海外で達成している。
(ベトナムでCF(コマーシャルフィルム)の製作を行い、一企業の広告宣伝にもかからわず「祖国の美に焦点を当てた素晴らしいCF」と評され、結果的にソニーのブランド価値を高めた、など)

しかし、海外で働くうえでとても参考になる考え方や仕事にあたって気をつけることが述べられているので、海外赴任する前に読んでおきたい重要な書籍の一つとしておススメできる。

この本を読んでの感想、心に残ったことをまとめたいと思います。

この本をおススメしたい方

印象に残った言葉

現地の人、文化を知ること。ここは繰り返し語られている。

現地の方と仲良くなるには共通の話題を持つことが大切。積極的にこちらが興味を持ち、コミュニケーションをとっていくことが重要になる。

そこからビジネスのアイデアにつながったりするからあなどれない。

ちなみにベトナムで「祖国の美に焦点を当てたすばらしいCF」と評価された映像はこちら。

きっと現地で製作に携わった人たちも楽しかったに違いない。世界共通のCMを作ろうとしたらこういった映像は作れない。

現地に溶け込み、現地を知り、現地の人すら忘れているような何かを感じ取ったからこそのアイデアだったのだと思う。

人に動いてもらう

日本で仕事をしていても人に動いてもらうことは難しい。

マネジメントは最終的には「人々に」「自ら」動いてもらうことが重要です

もちろんこれは海外でも同じということ。そんななか、さらに色々と工夫されていた実例が本書では紹介されている。そのコツも。

メッセージは心に届き、残ってこそ意味がある。カギとなるのは象徴、比喩、体感。

いかに印象に残すか。その国の文化に根ざしているものに例えて表現するとか、現地の言葉も使いながら説明するとか。

答えはないのだけれど、そういった工夫が大切になることを改めて教えてもらった。

海外で仕事をするということ

海外での仕事を経験することの真の意義は、言葉が上手になるとか、海外慣れすることではなく、異文化・異観点・異条件に対応できるように自分と会社を変えていく力を身につけることなのです

こんなすばらしい海外赴任を経験させてくれて、ありがとう!

僕も海外勤務経験がある者として、これは同じ感想を持っている。

会社に行けと言われなければ自分から海外に出ることはなかっただろうし。会社が成長させようと考えて外に出してくれた結果、世界が広がった。感謝しかない。

でもまだまだ足りない点だらけ。もう一度挑戦したいと思っている。挑戦したいという意欲が残っているうちに。

おわりに

インド、トルコ、ルーマニア、ハンガリー、オランダ、ドイツ、イギリス、ベトナム、韓国で20年。

世界の舞台で失敗も成功もしてきた糸木さんから発せられることばの数々の深さ。

これが本書をおススメできる一番のポイントではないか?そう思っている。
これだけは現場で経験した人でないと書けないもの。

現在はシンクグローブ・コンサルティング代表、現場の観点に基づくコンサルティングや研修を行なっているとのこと。

こういった方が日本人の海外での活躍を後押ししてくれているのは心強い。

この本で学んだことをぜひ活かしていきたい。

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Yo
30代エンジニア。日々の生活や読書、仕事や海外での経験から学んだことをまとめるブログ。
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