Sony Bank Walletをつくったので、入手までの経緯をまとめます。
Sony Bank Walletに辿り着くまでの経緯
オーストラリアにはeftpos というシステムがある。2014〜2017/3までオーストラリアに住んでいたのだが、このシステムは使い勝手が良かった。
会計時にピッとするだけで、すぐに銀行口座から引き落とされるデビットカードなわけだけど、これがオーストラリアでは普及していてとても便利だった。
クレジットカードは後で請求が来るしいくら使ったか管理しにくくなるからイヤ、という人にはオススメのデビットカード。あまり現金を使わなくても良い、というのも結構便利。セキュリティ上も現金を持ち歩くより安全である。
海外で生活を始めたとき、銀行カードを作ってそのEftposが使えるようになるまで日本から持っていったクレジットカードがものすごい役立った。
なぜかというと、現地の銀行カードがなかなか手に入らなかったから。
赴任してすぐに銀行に行ってカードを作ったのだけど、郵便局のクオリティが悪くて家まで届かないというトラブルに遭遇したためである。
現金もそんなにないし、でも生活費はかかるし、でも現地の銀行のカードがなくて現地通貨をおろせない、というピンチを乗り越えることができたのはクレジットカードのおかげ。
そんな経験をしたので、日本に戻ったら海外で使いやすそうなカードが欲しいなと思っていた。
そんな中発見したのがSony Bank Wallet。ちなみにこれはクレジットカードではなくてデビットカード。
Sony Bank Walletの特徴
「ソニー銀行のキャッシュカード」と世界中で使える「Visaデビット」が一枚に。
Visaデビットは使ったその時引き落とし。現金のように使えます。
ソニー銀行の場合、日本円のほか、外貨10通貨と連動しているので、
国内でも海外でもキャッシュレスで利用できて便利です。
Sony Bank Walletはクレジットカードではない。銀行のキャッシュカードとデビットカードが一枚になったもの。
海外では貯めた外貨をそのまま使えるし、外貨が不足してしまっても、自動で両替して「円から」アシストしてくれる。
むむ、これは僕が求めているものに近い!ということで早速申し込んだ。
申し込みから使用開始まで
Web上で申し込むこととした。以下のページから申し込むことができる。
http://moneykit.net/visitor/sbw/
申し込み後口座が開設されたら5〜7日程度でカードが届く。
本人限定受取になるため、他の人では受け取れない。僕は仕事の都合で平日受け取ることができなかったのでカードを入手できたのは土曜日。申し込んでからSony Bank Walletのカードをゲットするまで結局2週間くらいかかってしまった。
カードを受け取ったら、Web上でパスワード等を登録する。その後Sony bankからメールで 「キャッシュカードをお受け取りいただいた際の情報が確認できましたので、すべてのお取り引きが可能になりました。」という連絡が来る。
初期トラブル。。。
意気揚々と銀行ATMでお金を入金しようとしたら、読み込めませんというメッセージが発生するトラブルが発生。何度試しても、向きを変えても、違うATMでも、別の日にトライしてもだめだった。
ソニー銀行から受け取ったメールには、カードが届いたら最初に入金してみましょう、と書いてあったのに。
早速サービスセンターに電話してみたところ、いくつか確認された。
- ATMでは正しい向きでカードを入れたか?
- 携帯電話の近くに置いたり、磁石の影響を受けるようなことがあったか?
話によると磁気でやられてしまう場合もあるらしい。僕は一切身に覚えがなかったのだが、もしかしたら運搬中や保管中にやられてしまったのかも。
どうやらカードが悪そうということで、カードを再送してもらうことになった。サービスセンターの方の対応はとても良かった。
概ね10日程度かかるとのことだったが、実際には一週間で到着。カードが一時的に二枚に。。
早速銀行ATMに行って使えることを確認し、使えない方の一枚は破棄。
長い道のりだったが無事入手することができた。。。
使い方
レジで”Visaカードで”といえば良い。クレジットカードの使い勝手と同じ。非常に簡単だ。
まだ海外で使ったことはないけど、ぜひ試してみたい。
ネットバンクとしての機能も現状不自由なく使えている。今後当カードの使い勝手やメリットなんかもまとめていこうと思う。
(2018年10月にグアムで使いました:実際にSony Bank Walletを海外(グアム)で使ってみた感想。普通に使えてすごく便利)